YOU44さんの評価レビュー

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天使のように可愛いヒロイン

観賞手段:テレビ
初回、公園のブランコで雨に濡れながら
一人涙を見せる天使様(椎名真昼)。
フラグが立つ訳ありなシーン。
天使にイジられ駄目人間になるドタバタ・ファンタジー
を想像していたので、シリアスな展開に戸惑う。
天使様は比喩だった。
印象深かったのは藤宮周の醸す冷感。
①冒頭のシーン、冷めた目を向けた後、
黙って立ち去ろうとする
②「別に用はない。ただこの雨の中一人で
こんな所にいたら気になるだろう」
③「ごめん、そういうつもりじゃなかった。謝る」
④「面倒くさいだろう、お前だって。好きでもない
男にかまわれるのは」
⑤「淡白なご感想で」(赤澤樹)
⑥「普通こんなことしてたら相手が、
好意持たれてるんじゃないかと勘違いするぞ」
⑦「言っておくがたまたまだ。尾行してるわけ
じゃないからな」
⑧「ひとつ訊いてもいいか?俺に毎日ご飯を
分け続ける利点って何だ?」
独特の冷めた言動が今の時代を象徴しているよう。
「温かいが不自由」でも「自由だが冷たい」でもない。
真昼の小さな仕草には萌え要素もある。
性別による役割分担的なものは気になる
(性差別と言う意味での「駄目人間」の意なら
それはそれで深い)
良好な人間関係とは「自立」した者同士で作られる。
良かれと思っていても「過干渉」「依存」状態になれば
結果相手を不幸にする。
依存という「駄目人間」ならそれも深い。
ED「小さな恋のうた」は素朴で良いなあ。
第5話、周の両親がマンションを訪れる。
周が出迎え、奥には当然のように真昼がいる。
真昼と父親は初見。真昼が「兄?」と思うくらい父親は
若々しくイケメン。そこで父親は真昼にこれまでの
礼を言い、これからもよろしくと頼む。真昼も快諾する。
並んで座る両親にお茶を出すのは真昼。
これはないだろうと思った。
勉学が本文の高校生。交際していない年頃の男女がするか?
更に男性の両親がそれを許可、悪ノリ。親の責任が問われる。
ちょっと無理を感じた(ファンタジーってこと?)
YOU44
YOU44
ストーリー
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作画
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キャラクター
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音楽
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オリジナリティ
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演出
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声優
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満足度 3.5
いいね(0) 2023-02-09 01:15:02

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