mamasaさんの評価レビュー
»一覧へ良い意味で、ありがちな設定とあり得ない展開
観賞手段:テレビ宇宙の知的生命体によって命を奪われ、その代償を受け取る設定は「ウルトラマン」以来、アニメでも多くの作品が存在します。 異色なのは「兵器ユニット」として作り変えられ、説明も無しに放置された展開です。 物語は「突然、人間から兵器に改造された」二人の主人公が、どのように力を行使していくかで進んでいきます。 倫理観を失って人間社会から弾き出される者と、使命感を持ち人間社会との繫がりを守りたい者との思想の対決とも言える作品です。 環境の違いによって、同じ人間でも神や悪魔になれる凄みを感じさせます。 声優さんを主役に起用しない方式には賛否両論あると思いますが、この作品においてはテンポを崩す印象が多く、成功とは思えませんでした。 作品全体としてはCGの作りも精密で、作画も終始安定して完成度の高いクオリティーです。
- ストーリー
- 4.0
- 作画
- 4.0
- キャラクター
- 3.5
- 音楽
- 4.0
- オリジナリティ
- 3.0
- 演出
- 4.0
- 声優
- 3.0
- 歌
- 4.0