ほのぼの田舎日常系だが、ストーリーに起伏がないのが残念
観賞手段:テレビ
近年流行の「ほのぼの田舎の日常アニメ」。
「のんのんびより」とか「ふらいんぐうぃっち」「くまみこ」なんかと同ジャンルかと。
子供との触れあいアニメ、という意味では「甘々と稲妻」にも似ている。
舞台が香川県という設定で、東京で働いてる主人公・宗太が久々に帰郷。そこでたまたま出会った狸のポコに影響されて、香川へ戻ってきて生活を始める。ここまでのストーリーはそんなところ(7話まで視聴)。
ストーリーは、宗太とポコの親子のようなふれあいが中心になっており、とてもゆるやかに進む。香川県という瀬戸内海の穏やかな地域性もあって、のんびり・ほんわかした感じなのはいいところ。
ただ、あまりにもストーリーに起伏がないのが難点。せっかく東京から帰ってきたんだから、宗太にもいろいろ葛藤があるだろうに、それは全く描かれない。ポコとのふれあいは微笑ましいが、実は狸であるということはあまり重要に感じられない。ただの、友人の子供とのふれあいでも成り立ってしまうような・・・。ここはストーリーの核なので、もう少し、狸であるポコならではのエピソードなり、事件なりが欲しいところ。
悪い作品ではないのだが、上に揚げた作品たちと比べると、何かが足りない気がする。
- ストーリー
- 3.0
- 作画
- 3.5
- キャラクター
- 3.5
- 音楽
- 3.5
- オリジナリティ
- 3.0
- 演出
- 3.5
- 声優
- 4.0
- 歌
- 3.5
満足度
3.0
いいね(0)
2016-11-22 12:00:24