新海監督の世界が詰まった作品
観賞手段:試写会、劇場
この作品を試写会で初めて観た時に一番に感じたのは、新海監督は今回映画に占める歌、曲の重要性をかなり重視してるんだなぁということです。
主題歌をただの主題歌にするのではなく、たくさんの曲をそれぞれ映画の中のポイントポイントで場面に合った曲を織り交ぜ一体にする、そこですごく鳥肌が立ちました。
新海監督の作品でよくフューチャーされるのが圧倒的な映像美ですが、もちろんそれもさることながら私は主人公の感情、想いにいつもぐっと心を締め付けられる感じがしてそこがすごく好きです。
今回の作品でも隕石から町を救おうとがんばってる三葉の心が折れそうになった時、手に書かれた瀧からの「すきだ」という言葉が三葉の背中を押すシーン、凄く心が震えた場面になりました。
子供の頃、思春期に感じた想いを持ち続ける事の難しさ、それを確かめることの大変さ、それを乗り越える強さ、たくさんの想いを感じさせてくれた作品でした。
- ストーリー
- 5.0
- 作画
- 5.0
- キャラクター
- 5.0
- 音楽
- 5.0
- オリジナリティ
- 5.0
- 演出
- 5.0
- 声優
- 5.0
- 歌
- 5.0
満足度
5.0
いいね(0)
2016-09-08 15:17:56