りょんさんの評価レビュー

まさかの他作品を差し置いて未だ絶賛僕街ロスを引き起こしている名作。
年代的にアジカンのRe:Re:のリバイバルっていうところからグッときました。
聴いていた当時が脳内で再上映されるトリガーとなる仕掛け、憎いですね。
内容と、ところどころに散りばめられた伏線や仕掛けの数々、そして安心と不安の波への見事な舵取りに毎週30分があっという間でした。
なんといっても引きが毎回本当にうまい。
11話のラスト、某アニメ誌インタビューで原作者の子供が「なんでここで終わるんだよー！」と駆け出したとのコメントがあったが、まさに私も同じ状態でした。笑
1クール、しかも原作も完結済みということで、続編が望めないものにはなるべく深入りしないようにと思っていたのに、原作最終回後を描いたAnother Storyまで読破してしまいました。
最終回から心に開いた穴を埋めてもらうべく、原作読んでBDの発売を待とうと思います。
素敵な作品をありがとうございました。