akiさんの評価レビュー

　みなさんも書かれている通り「まどマギ」に似せていると思う。無限少女って・・・。
ただの販売促進用アニメと思ったら期待以上の出来で驚き。設定に矛盾が出ることもあったがやや強引な自己解釈によって無理矢理納得した。良かった点から述べていくと
個人的にはるう子とタマのキャラとキャラデザが好きで、全体的に声優さんも有名どころや違和感のない人選、自然な演技で物語に没入することが出来た。
　音楽はOPが最高で、何度も聴いた。録画したのを視聴する際多分一回もOP飛ばしてない。だから最終話で若干OPに追加演出が加わっていたことに少しテンションが上がった（気づけたことも含め）。
　登場人物たちの心の動き、それぞれの願い、葛藤などが丁寧に表現されていて良かった。
　願いの結果を別の願いによって変えることは出来ないということが序盤でわかり、まどマギ的解決手段が封じられてどうするのかすごく楽しみだった。　
が、しかし。
それはねぇよってなった点があり、
①最初勝負に三回負けたらSERECTORに関する記憶を失い願いが反転すると言っていたのにアキラッキー三敗後登場して復讐しようとするし、一衣も記憶を失ってからまた思い出すし。
②夢限少女になったら願いが叶うと思ったら後の回で自分の代わりにルリグが入れ替わってその願いを叶えるっていうし。
③SERECTORの願いで引き起こされた事態は別のSERECTORの願いによって変えることはできないと言ってたのに「全部のルリグを解放する」（＝勝負の結果ルリグと入れ替る）って願いがOKになるし。

とにかくインパクトのある設定を作って視聴者を引き付けるだけ引き付けて後がおざなりになっていると強く感じた。
まぁ解釈のしようによっては①花代さんが説明しただけで知らなかった事があるのかも②ルリグである花代さんはこれを説明することができないので黙っていた③元は普通の少女だったであろう花代さんの能力では不可能なだけで特別な存在であるタマには出来るってだけ？
結局全部花代さん情報だから
とまぁ釈然としないけれどもこういう解釈で矛盾はしてない？かな？

こうやって不満も結構書いたけれどもやっぱり続きが気になってついつい視聴を継続した手前つまらなかったわけではないなと思う。
2期ではちゃんと納得のいく展開と結末を迎えてほしい。