単発映画としてなら☆4、ドラえもんとしてなら☆2
観賞手段:劇場
単発映画としてなら☆4、ドラえもんとしてなら☆2
なので間をとって☆3の評価です。
原作派ですが今のドラえもんがどうなっているか確認するために見ました。
原作ファンなら見ないほうが良いです。原作のエピソードを一つの話にまとめたのは評価しますが
強引につなげたため粗が目立ち、こうすれば感動するんだろ?というスタッフの狙いが丸見えで感動できませんでした。また、話の中で刷り込み卵の話を選んだのが謎。
中途半端にギャグを入れるなら
おばあちゃんの思い出や、プロポーズ作戦
等を入れて話に深みを増したほうが良かったのでは?
そして評価できる点は
・現代風に道具のデザインがアレンジされている点
・原作のエピソードを一つの話にまとめた点
の二点だけでした。また、見終わった後も目が大きい人物に慣れませんでした・・・・
ドラえもんがベストな体型だけに残念です。
しかし一方で一般の映画としてはそれなりの物になっています。
余談ですが
”「藤子プロ作品は、藤子本人が書かなくなってからグッと質が上がった」と言われたら嬉しいのですが。”
と晩年に藤子・F・不二雄先生はこのような発言をしており、まだまだ先生には及ばないものの、このような新しい風を入れてドラえもんの世界を広げてくれた両監督はとても評価します。この映画を藤子・F・不二雄先生が見ましたらこういう表現もあると喜んでいたでしょう。
少々辛口でしたがこれがきっかけで良いドラえもんが今後できることを願います。
- ストーリー
- 2.0
- 作画
- 5.0
- キャラクター
- 3.5
- 音楽
- 3.5
- オリジナリティ
- 2.0
- 演出
- 3.0
- 声優
- 3.0
- 歌
- 3.0
満足度
3.0
いいね(0)
2014-09-14 19:32:13