美しく素晴らしいCGIアニメーションでブロードウェイミュージカルをやっているような映画。
日本でもCGムービーはいくらでもありますが、本作の3Dアニメーションは躍動感があってなおかつ繊細で、改めて日本のCGアニメとは違うステージにいることを感じさせます。
自分は英語音声と日本語字幕で観ましたが、ディズニーの新境地のような気が少しします。
クリスティン・ベルやイディナ・メンゼルといったキャストもミュージカル経験者がほとんどで、歌も演技も良かったです。
それにしても、劇中歌の歌詞は日本語にする際に口の動きにあわせるために本来の歌詞のもつ意味がわりと失われているので英語のやつを聴いて初めてこういう曲だったのかと思った節があります。
キャッチーな曲が多く、非常に楽しいミュージカルシーンが多い。
5.1chサラウンド環境ではサウンドエフェクトと音楽の良さも際立ちます。
しかし個人的には過去のディズニーの名作と比べるとキャラクター、ストーリーの両面で弱かったように思えます。(悪者が出てくるというパターン)
ファミリーや若い女性向けとしては十分に魅力的な映画ですが、奥深いストーリーを求める人にはやや物足りないか。