たまねこ+さんの評価レビュー
»一覧へビリビリ中学生が学園都市で大暴れ
観賞手段:テレビ「とある魔術の禁書目録」のスピンオフ作品という位置付けだが、このアニメ単体だけでも楽しめる。もちろん禁書も見ていれば尚奥深いストーリーを読み解くことができる。 この世界で登場人物たちは自身の持つ特殊な能力によりレベル分けされている。その能力が多種多彩で、うまくキャラを特徴付けている。また、人間というアナログな存在に対して演算というデジタルな表現で能力は発動させる点も面白い。例えば、なぜ一方通行がこんなに強いのか?と聞かれたら、レベル5だから=演算能力が誰よりも優れているから、という理由付けだ。この世界設定を理解した上で本作を見ると、レベル5同士の戦いは息を呑むし、レベル0のキャラがレベル5に戦いを挑むところは無謀だと思えてくる。 4人のヒロインも個性豊かだ。ビリビリ中学生こと御坂美琴のツンデレっぷりは相変わらずだが、特に白井黒子の度を超えた百合モード全開には閉口する人も多いだろう。というか、登場人物が中学生だということを忘れてしまう。 舞台は学園都市、といっても筑波のそれではなく架空の都市だ。実際には東京の立川をモデルにしているそうなので、聖地巡礼好きな方は訪れてみては如何かと。
- ストーリー
- 3.5
- 作画
- 4.5
- キャラクター
- 4.0
- 音楽
- 3.0
- オリジナリティ
- 4.0
- 演出
- 3.5
- 声優
- 3.5
- 歌
- 4.0