新要素盛りだくさん!1月からはじまるイベントも!「オーバーウォッチ2」シーズン2プレイレポート

2022年12月27日 18:000

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2022年12月7日「オーバーウォッチ2」のシーズン2が開幕! サービス開始とともにはじまったシーズン1では、それぞれロールの違う3人のヒーロー、5つの新マップ、新たなルール「エスコート」の追加など、前作よりも進化した姿を見せたが、来たるシーズン2では、さらにパワーアップ! 今回は、新たなヒーローや、カッコいいスキンなど注目ポイントをご紹介!

新タンクヒーロー「ラマットラ」登場! 



今回、追加されたのは、タンクヒーローである「ラマットラ」。人類が生んだAI搭載ロボット「オムニック」を率いるテロ組織「ヌルセクター」のリーダーだ。


かつて起きた人類とオムニックとの戦争であり、オーバーウォッチ創設のきっかけとなった「オムニック・クライシス」において、司令官級オムニックとして作られたラマットラ。クライシス後は、ネパールの「シャンバリ寺院」にて、僧侶へと転身し、人類と共存するための道を探す。


寺院の外で出会った「ゼニヤッタ」と兄弟同然の関係を築き、同じ信念のもと修行に励んだラマットラだが、人類はオムニックを拒絶しているため、共存が不可能だと気付いてしまう。そこで仲間のオムニックたちとともに、人類に反旗を翻し、テロ組織ヌルセクターのリーダーとして立ち上がる……という悲しいバックボーンを持つキャラクターである。



人類の敵となってしまったラマットラは兄弟同然であったゼニヤッタとも決別してしまったが、同じチーム内に両者がいる時には思い出話をしたり、ラマットラの悲しみを理解しようとするゼニヤッタの様子がうかがえたりと、独自の掛け合いを楽しむことができる。

また、同じオムニックである「バスティオン」や、「エコー」とチームになった時も、特殊な掛け合いを楽しむことができるので、そちらもぜひチェックしていただきたい。

「オムニック・フォーム」と「ネメシス・フォーム」、2つの形態を使いこなせ!


ここからは、ラマットラがどのように戦うのかを解説していこう。ラマットラは、「オーバーウォッチ2」初の「テンポタンク」であり、2つの形態と、複数のスキルを使いこなす特殊なヒーローとなっている。


まず、通常形態が「オムニック・フォーム」。この形態での武器は「ヴォイド・アクセラレーター」という大きい杖で、メイン攻撃はビームのようなナノマシンの群れを発射する。威力は弱いが、射程がとても長く、ヘッドショット判定もあるため、体力が減って逃げたダメージやヒーラーへの追い打ちや、安全な位置から設置物を壊す時に有効に使える。


サブ攻撃は、前に横長のシールドを張るアビリティ。耐久値が高いので、積極的に使っていきたいスキルだ。ラインハルトのシールドや、シグマのバリアのように、上方向への攻撃は防ぐことができないので、使い方には気を付けよう。


こちらが「オムニック・フォーム」。僧侶のような姿が特徴的な形態だ


では、次にもうひとつの形態「ネメシス・フォーム」を紹介する。この形態になるためには、オムニック・フォームの状態でアビリティを使用する必要がある。ネメシス・フォームでは、僧侶のような容姿から巨大な腕と足を持ったおどろおどろしい姿へと一変させ、体力と移動速度が大幅上昇! しかし、わずか8秒でオムニック・フォームに戻ってしまうので、仲間の行動とタイミングを合わせて一気に攻め込もう。


ネメシス・フォームでの武器は、巨大な腕「パメル」。メイン攻撃では、前方に拳を振りかざし、エネルギー波を発射する。なんとこのエネルギー波、シールドやバリアを貫通し、直接相手にダメージを与えることができるのだ。体力が減って守りに入ったタンクや、シールドのうしろに隠れたダメージなどを積極的に狙って、相手の体勢を崩すチャンスを図ろう。


サブ攻撃は、味方を守る盾から一転。巨大な腕で守りの姿勢を取り、自身が受ける攻撃を大幅に軽減させるアクションに。ハンゾーの「龍撃波」や、トールビョーンの「モルテン・コア」のような強力な全体攻撃のダメージも減らすことができるので、その効果は絶大。しかし、使用中は移動速度が遅くなることと、前方からの攻撃しか防げないので、使いどころを見極める必要がある。


こちらがネメシス・フォーム。禍々しい見た目からは、彼の人類に対する怒りを感じることができる


オムニック・フォームとネメシス・フォーム、2つの形態で共通して使用できるアビリティが「貪欲な渦」だ。このアビリティは、前方に「ナノボール」を投げ、着弾した地面を中心に大きな円状のゾーンを展開、このゾーン内では、移動速度低下と継続ダメージが発生するというもの。さらに、敵のジャンプ力を大幅に低減させる効果も持ち合わせているので、ファラや、マーシー、エコーなどの飛行アビリティを持つキャラクターを地面に落とすことができるのも強みだ。


相手ヒーローの位置があまりにも高すぎると、落下しないため、飛行アビリティの時間切れを狙って打つとより捕まえやすいだろう


「貪欲な渦」の使い方は多種多様。相手が攻め込む際に、タイミングよくゾーンを展開すれば、相手の攻撃を止めることもできるし、裏取りが得意なゲンジ、ウィンストンなどの逃げ性能が高いヒーローをゾーンに捉えて倒すこともできる攻守兼備なアビリティだ。


最後に紹介するのは、アルティメット「アナイアレーション」だ。こちらは3秒間ネメシス・フォームとなり、近くの敵を自動攻撃するエネルギー体を自身に取り囲む。このアルティメット最大の強みは、エネルギー体が敵にダメージを与えている間は、ネメシス・フォームの持続時間が減らないこと、相手が近くにいるかぎりはずっと強化状態を保てるので、集団戦で超強力な役割を果たすことができる。 

ラマットラと相性がいいヒーロー&苦手なヒーロー


ラマットラと相性のいいヒーローを紹介しよう。

ヒーラーでは、スピードブーストでの移動速度強化や、サウンドバリアでの体力追加など強力なシナジーを持つルシオ。ナノ・ブーストでバフをかけることのできるアナなどがあげられる。

ダメージであれば、タンクに強いリーパーやメイ、もしくは機動力の高いゲンジやトレーサーがオススメだ。他のタンクヒーローより、チームプレイを重視して立ち回ると勝率も上がるはず。


逆にラマットラが苦手とするヒーローは、自己回復と、強力な引き寄せを持つロードホッグ。防衛スキルと、吹き飛ばしを持つドゥームフィストがあげられるだろう。

ラマットラは短期決戦型のヒーローなので、タンクと1対1で戦う戦法を採るのは、あまりいい手とは言えない。戦う時は相手タンクを常に意識しながら、ダメージ、ヒーラーを倒すことを念頭に置くと効果的に立ち回れるだろう。


ラマットラの魅力をこれでもかと詰め込んだかっこよすぎるトレイラー  

実際にラマットラで遊んでみると、2つの形態と、複数のアビリティを使いこなす必要があるほか、周りの状況に適した戦い方を求められるので、タンクヒーローの中では、かなり”上級者向け”に感じた。

しかし、戦い方のバリエーションが多く、自分の考えた作戦がうまくハマった時の快感は他のヒーローでは味わえないものがある。ラマットラの追加から約1か月が経過したが、いまだにコミュニティ内でも、戦い方の研究が盛り上がっているところからみると、今後、活躍の機会が増えることが期待できるヒーローであることは間違いない。 


新マップ「Shambali Monastery(シャンバリ寺院)」追加!「オーバーウォッチ」で人気だったあのマップたちも復活!


 

そのほか「オーバーウォッチ2」で注目したいのは、世界各地を舞台にした作りこまれたマップの数々だ。

シーズン2では、ラマットラの登場に合わせて、新マップ「Shambali Monastery(シャンバリ寺院)」が追加された。ここは、かつてラマットラ、ゼニヤッタが修行をした寺院で、クライシス後に助けを求めた多くのオムニックたちの救いとなっている場所だ。ゲーム内では、オムニックの街を通り抜け、山道を登り、寺院までペイロードを護衛するのが攻撃側の任務だ。


マップ内には、オムニックの「修理屋」が開かれているなど、小ネタも盛りだくさんだ


そして、初代「オーバーウォッチ」でも人気マップだった「RIALTO」、「BLIZZARD WORLD」が復活。イタリアの街並みで戦う「RIALTO」は、ヴェネツィアのリアルト橋を中心としたロケーションとなっており、歴史ある大聖堂や、美しい教会など、歩いているだけで旅行をしている気分を味わえる。


川を横断する水上バスや、ゴンドラは、上に乗って移動することができる(川には落ちないようにね!)


次に紹介する「BLIZZARD WORLD」は、「オーバーウォッチ2」のメーカー「ブリザード・エンターテインメント」の数々の名作をもとにしたテーマパークとなっており、マップの至るところに、「ウォークラフト」や、「スタークラフト」など人気作品の小ネタがたくさん詰まっている、ファンにはたまらない”地上で最も楽しい場所”だ。

ブリザード作品&テーマパーク好きの筆者は、このマップの復活に思わずガッツポーズ。スクリーンショット撮影も兼ねてマップを探索したが、実際に遊園地に行ったような満足感を得てしまった。


「World of Warcraft」に登場するナクスラーマス(Naxxramas)と、居酒屋(Snack Bar)をかけた食事処「SNAXRAMAS(スナックスラーマス)」など、思わずファンならニヤリとしてしまう場所も


また、このマップ追加にしたがって「HOLLYWOOD」と「WATCHPOINT: GIBRALTAR」はシーズン2中、ローテーションから除外されることとなった。今後もマップ追加や、初代「オーバーウォッチ」のマップがローテーションに復活する可能性は高いので、今後も期待したいところ。

ジャンカー・クイーンがゼウスに大変身!シーズンバトルパスでは「ギリシャ神話」がテーマに


「オーバーウォッチ」シリーズの魅力のひとつと言っても過言ではないのが、多種多様なキャラクタースキンやカスタマイズアイテムだろう。

シーズン1では「サイバーパンク」をテーマにし、ネオンが光る近未来的なデザインのアイテムが多く登場したが、シーズン2では打って変わって「ギリシャ神話」をテーマに、「オリュンポスの神々」になぞらえたスキンが報酬として貰える。



荘厳な格好のラマットラのスキン「ポセイドン」や、体にケルベロスの装飾があしらわれたファラの「ハデス」など、それぞれのヒーローに合ったスキンが登場。そして、一番の目玉はバトルパスを最終まで獲得した際にもらえる、ジャンカー・クイーンのミシックスキン「ゼウス」だ。



黄金の髪と拳に強靭な鎧と、鍛え上げられた筋肉美が似合うこのスキンは、一度見たら忘れられないはず。前線を突っ切るジャンカー・クイーンのキャラクターにも非常に合っており、目立ちたがり屋なプレイヤーにはピッタリのスキンだ。また、シーズン1の最終報酬であったゲンジの「サイバー・デーモン」同様、ミシックスキンであるため、カスタマイズ可能。カラーのバリエーションから武器、鎧の装飾まで自由に変更可能だ。


また、こちらのスキンたち以外にも、ビクトリーポーズや、ハイライト・イントロ、武器チャームなど、豊富な報酬が盛りだくさん!


特に筆者が気に入った報酬が、ソルジャー76のスキン「バグ・ヒーロー」だ。このスキンを見た瞬間に、「このデザイン、そしてこの名前、もしや!」と某特撮ヒーローを連想してしまうほどカッコいい。海外のゲームにもかかわらず、日本の特撮ヒーローに対するリスペクト伝わってくるこだわった造りに感銘を受けたため、筆者も思わず変身(装備)してしまった。



なおこらの「バグ・ヒーロー」だが、有料のプレミアム・バトルパスに入れば、すぐにもらえる報酬となっているので、このデザインに惹かれた方は、さっそく購入ボタンをクリックだ。


1月には期間限定モード「オリュンポスの戦い」も!「オーバーウォッチ2」からまだまだ目が離せない!!


画期的な新ヒーロー「ラマットラ」や、美しい景色の「Shambali Monastery」の追加、そして使いたくなってしまうアイテム勢ぞろいのバトルパスなど、豊富なコンテンツを一気に追加した「オーバーウォッチ2」シーズン2。



追加された内容は、こちらのトレイラーでも紹介されており、紹介しきれなかったバトルパスの報酬や、課金スキンの紹介も行っているので、ぜひチェックしていただきたい。


また、動画内では、新ゲームモード「オリュンポスの戦い」が期間限定で公開することも紹介されており、動画では、ロードホッグの武器から巨大な岩が出てきたり、ジャンカー・クイーンの周りに雷が飛んできたりと、まさに”神々の戦い”にふさわしいゲームモードになること間違いなし!

こちらのモードは、2023年1月6日(金)から1月19日(木)に開催される予定。2023年もますます「オーバーウォッチ2」から目が離せない!

Text:払う

  • オーバーウォッチ 2
  • 対応機種:PS4/PS5/Nintendo Switch/Xbox One/Xbox Series X|S/Battle.net(PC)
  • ジャンル:対戦型アクション、シューティング
  • プレイ人数:1人~10人
  • 発売:Blizzard Entertainment
  • IARC 12+
  • オンライン専用/クロスプレイ、クロスプログレッション対応

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