週刊アキバメシ(+ノガミ酒) 2014年5月第1週・第2週号 :秋葉原のグルメ/食事処情報(+上野の酒場情報)

2014年05月13日 17:130

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■塩つけ麺+麺大盛+半ライス@ラーメン食堂 粋な一生







780円+100円+無料サービス。

昭和通り方面にある人気ラーメン屋。動物系/魚介系/白湯という3種類のスープを使用しており、塩ラーメンが看板メニュー的な存在だが、しょうゆ、みそ、つけ麺、と何を食べても旨い。秋葉原の名店として知られる「饗 くろき」「神田 磯野」に勝るとも劣らないクオリティで、両店とあわせて"御三家"と呼びたい。ランチタイムは半ライスが無料サービス。

 

今回も、筆者お気に入りの「塩つけ麺」を注文。つけダレは、澄んだ黄金色で、スッキリとしていながらも動物系のコクやダシの風味が折り重なって旨い。麺は、ちぢれ中細麺。つけダレが熱いうちはプリプリ&ふわふわとした食感が、冷めてからはコシと抜群ののど越しが楽しめる。また、食べやすくて飽きない。具は、トロトロのチャーシュー、メンマ、青菜、ネギ、刻みノリ。最初にチャーシューをつけダレに浸しておくと豚の旨みが溶け出して、徐々に味が変化していく。卓上装備は、コショウ、しょうゆ、ラー油、酢、トウガラシ、おろしニンニク、豆板醤、ユズコショウなど。

大盛にした場合の全体量はなかなかで、コストパフォーマンスはまずまず。一方、味は文句ナシ。バランスが最高で、味や脂の濃さに頼らず、素材を活かした旨いスープが堪能できる。また、つけダレの温度が下がってきて次第に冷たくなるという弱点ですら、麺の食感変化のポイントとして楽しめる。なんと言うか、安定感と懐の深さは、電気街のラーメン屋とはまるで異なる。秋葉原は全体の店舗数に対して、こういう良質な店や特徴がある店の割合が極端に低いので、”ラーメン激戦区”と呼ぶにはまだ早いと思う。

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