週刊アキバメシ(秋葉原の食事処情報) 2012年11月第5週号
■尾張中華そば+コシヒカリ麺に変更@麺屋ここいち 元祖尾張中華そば 秋葉原店
730円+50円。
12月2日にオープンした、カレーチェーン「カレーハウスCoCo壱番屋」を運営する壱番屋によるラーメン屋「麺屋ここいち」の新業態。場所やメニューについては速報記事を参照。
今回は看板メニューである「尾張中華そば」を注文。麺は、コシヒカリ麺(※中太麺と太麺から選べる)の太麺に変更してみた。スープは、鶏ガラがベースで、魚介ダシの香りも結構あるアッサリ系。これといって特徴はないが、やさしい味付けなので飲み会のシメにも良いかんじ。あと、真空二重構造?のメタルどんぶりを用いているようで、冷めにくい。コシヒカリ麺(太麺)は、モチモチとしていながらも、舌触り&のど越しがなめらか。縮れ麺なので、スープとの絡みも良い。具は、チャーシュー、極太メンマ、刻みネギ、味玉(半個)、ノリなど。チャーシューのデキが残念な以外はどれも普通。
卓上装備は、カエシ、コショウ、ゴマ油、ショウガ粉末、辛味粉末(カレー粉ベース)。注目は、ニンニクと並ぶ最強の味チェンジアイテムである"ゴマ油"を備えているところ。「自慢の味を変えられたくない!」などという理由でこれらを置かない店も多いが、消費者からすれば、多少マズくてもなんとか食べられるレベルに修正できる逃げ道(もしくは駆け込み寺)的な存在なので非常にありがたい。ちなみに、今回は終盤に少しだけ垂らしてみた。
全体量は普通~やや少なめ、価格はやや高めなので、コストパフォーマンスはあまり良くない。しかし、タッチパネル式の券売機、お盆&塗り箸での提供、アッサリ系のスープ、豊富な卓上装備など、幅広い層(特に女性層)に好まれそうなラーメン屋だと感じた。あと、「コシヒカリ麺」「メタルどんぶり」やサイドメニューの「タレカツ丼」はいずれも新潟県にゆかりのある代物なので、店長or責任者は愛知よりも新潟に愛着がある人物なのだろう。
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