夏目友人帳の話人気投票

夏目の元に現れた面をつけた妖怪、名前を取り返しに来たのでは無く、 その目的は夏目自身に有るようであった。出会った途端、その妖怪にあてられて倒れてしまった夏目、 かつて其の妖怪とは会ったことが有ると言う。それは、塔子と出会い藤原家に引き取られる 少し前のことだった・・・

最後に一度だけ、幼い頃に父と過ごした家を見に行きたいと塔子たちに告げ、夏目は三世子という少女のいる親戚の家に、鍵を受け取りに向かっていた。しばらくお世話になっていたことのある地で、かつての記憶を辿りながら思いを巡らせる夏目は、その家に妙な妖怪が住みついていたことを思い出す。

勉強合宿に出かけた夏目は、森の中で妖怪に苛められている「子狐」と出会う。 怯えて途端に姿を消した「子狐」だったが、自分の事を助けてくれた夏目が気になる様子、 そして夏目が「友人帳」を持つ者だと知ると、自分の名前を差し出し、 子分にしてほしいと頼む・・・

冬枯れの桜並木が描かれた絵を手にした日から、目覚めると部屋中が花びらで満たされるようになった。 妖怪の仕業なのか？　正体を突き止めようとする夏目とニャンコ先生の前に姿を現したのは、 不気味な面を付けた妖「巴弥」だった。名のある妖が描いたと言うその絵に描かれた小さな人影、 それはかつて巴弥と友人だった者なのだと言う。巴弥に絵を返そうとする夏目だったが、 なぜかその絵は壁から外れなくなっていて・・・

西村、北本たちと学校から帰宅する途中、急な雨に降られた夏目は、どこからか飛んできた古いタオルを手にする。いきがかり上、タオルを家に持ち帰ってしまった夏目の前に、タオルの持ち主だと名乗る少女妖怪が現れ、その昔人間から貰った物なので持ち主に返したいと頼まれてしまい…。