【2024】アングラ・闇社会系オススメバトル・アクション漫画10選!バイオレンスな裏社会ドラマ

2024年02月27日 19:360

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激しい戦いや躍動感ある描写は漫画の代表的な魅力のひとつであり、作者の腕の見せどころ。読み手としても、手に汗握る展開や困難に向かって奮闘するキャラクターたちの活躍は、明日を乗り切る気力を与えてくれるだろう。

 

本稿では、そんなバトル・アクションにカテゴライズされる中から、アングラ・闇社会をテーマにに絞った10作品を厳選。一般にはなじみのない世界の話だが、それだけに驚きや感動もひとしお。興味が出たらぜひ手に取ってほしい。

 

項目
サツドウ
OUT(アウト)
ザ・ファブル
ドンケツ
半グレ―六本木 摩天楼のレクイエム―
HEAT-灼熱-
エンバンメイズ
ROPPEN-六篇-
復讐のレシピ
蟻の王

アングラ・闇社会系バトル・アクション漫画

サツドウ著:雪永ちっち なだいにし



幼少期に代々受け継がれる古流殺法術・背神活殺流拳法を継承した赤森六男は、どこにでもいる平凡なサラリーマンになりたいと心から願い、「普通」を学びながら製菓メーカーの商品企画部で働いていた。

 

しかし、ひょんなことからチンピラを相手取ってケンカをしたことで、六男の噂を聞きつけ自分の強さを誇示したい半グレや家柄に恨みを持った格闘家、さらには謎の組織までが六男の前に現れることに。

 

世間に殺法術の使い手だとバレないように渋々戦いながら、真面目に誠実に働く姿など、個性的なコンセプトの面白さを味わってほしい。

OUT(アウト)著 井口達也 みずたにまこと


品川ヒロシが書いた小説「ドロップ」に登場する井口達也が、少年院を出院した後を描いたお話。井口は保護観察中であったが、西千葉の暴走族・阿部要と出会い、さっそくのケンカが始まる。

 

二度と少年院には戻りたくないと願う達也の思いとは裏腹に、要を慕う今井らとのケンカや「爆羅漢」との抗争へ。タイマン3本勝負に参加した達也は、No.3の下原賢三と互角の戦いを繰り広げる。

 

狂気と闇社会成分強めの世界観と、それぞれが事情を抱えながらも支え合う絆にも注目だが、血みどろの戦闘シーンはあまりにも苛烈。激しい闘いの末に彼らはどこへ向かうのだろうか。

ザ・ファブル著:南勝久/全22巻


仕事にストイックでどんな相手にでも任務をしっかり遂行してきた伝説の殺し屋・ファブル。ある日組織のボスから1年間殺しも仕事もせず普通の生活をするよう命じられ、相棒のヨウコとともに佐藤アキラとしての生活が始まった。

 

これまでどおり日課のトレーニングは行うものの、暇を持て余したアキラは趣味を探したりアルバイトしたりと徐々に普通に溶け込んでいく。親しくなった周囲の人たちに対しては、殺し屋で培った能力を人助けに使い奮闘する毎日。

しかし、元殺し屋なだけにさまざまなトラブルに巻き込まれていく。次元の高いアクションがあるかと思えば、伝説の殺し屋に似つかわしくない猫舌が愛嬌たっぷりで、読み進めるたびにアキラが好きになること間違いなしの作品だ。

ドンケツ著:たーし/全28巻


過去抗争中の敵対事務所にロケットランチャーをぶっ放したことから「ロケマサ」との異名がついた孤月組組員・沢田マサトシ。気性が荒く、豪快な性格のロケマサは、一般人だろうと腕っぷしで黙らせる、ならず者ゆえ、40歳を超えても役職なしだった。


破天荒なロケマサは、どうしようもないやつだと親分も手を焼いているが、薬には手を出さない、仲間の危機には飛んでいく、といった情の厚さや家族思いな一面も。そんなロケマサの名を聞きつけ、全国から腕自慢のヤクザが彼の前に訪れる。


はたしてロケマサは最強であり続けられるのか。昔ながらのヤクザ道が描かれたこの作品は、極道好きにはたまらない一品。グロい描写も少ないため、初心者にもおすすめだ。

半グレ―六本木 摩天楼のレクイエム―著:山本隆一郎 草下しんや


就活氷河期ゆえ成果を得られなかった伊南真は、「エスコーポレーション」という企業から内定を得る。そこで働く社長や社員の風貌にとまどいながらも、会社としての実績があったため、真は入社を決めた。

 

しかしこの会社は、反社会組織「環状連合」が裏取り引きして得た金をロンダリングする役目をになっており、真はいつの間にか闇社会に足を突っ込んでしまうことに。

 

なんでもありのアウトロー社会を、真と一緒に見て驚いてみてはいかがだろうか。

HEAT-灼熱-著:池上遼一,武論尊/全17巻


気に食わないやつは殴る、を信条に掲げ、強引な手段でホストクラブ「新宿租界」のオーナーになった唐沢辰巳。

 

型破りで熱い言動の辰巳に惹かれた仲間たちと、奪い取った店を根城にさまざまな組織がうずめき合う歌舞伎町に風穴を開けていく。

 

暴力団や政界、香港の闇社会すらも相手取る辰巳たちの成り上がりストーリーは、読み手の胸を躍らせるはず。

エンバンメイズ著:田中一行/全6巻


裏社会のとある場所で行われているダーツ賭博にて「迷路の悪魔」と呼ばれるすご腕のプレイヤー・烏丸煌(からすまるこう)。

 

ダーツの腕はもちろんながら、言葉巧みに賭けを持ちかけ、相手を心理の迷路へと引き込む。負けなしの烏丸がダーツ賭博を続けているのは、ある施設についての情報を得るためだった。

 

命すらも賭けの対象になってしまう、ピリつく心理戦は、読み手の背筋すら凍らせてしまうだろう。

ROPPEN-六篇-著:宮下暁


立てこもり事件を起こした殺し屋を制圧するため、警察が頼ったのはSATではなく「殺し屋殺し」だった。

 

シフと呼ばれる彼は、テロ国家として恐れられている「六篇法国」という独立国家出身。その国のトップを決める殺し合いが開催され、シフも参加することに。

 

世界記録を軽々と更新できる身体能力を持つ彼らの戦いは、大迫力で目が離せない。悲しげなヒューマンドラマにも注目だ。

復讐のレシピ著:市原和真 あさはら


ささやかな幸せの中、突如妻とひとり娘を失い、さらに冤罪をかけられたひとりの男。絶望しみずから命を絶とうと街を歩き、最後の晩餐にと小さな小料理屋に入る。

 

その店の女将はかつての教え子・星野文子で、男の死のうとしている顔を見て「相方を探している」と話し地下室へと案内した。

 

そこには拘束された男がいて、ちゅうちょなく包丁を向ける文子。復讐代行という裏の顔を持つ文子とのスリリングなサスペンスアクションが始まる。

蟻の王著:伊藤龍 塚脇永久


日本有数の財閥の会長・六道鬼三郎が死去し、数千億円にわたる遺産は、息子たち三兄弟で相続されると思われた。

 

しかし鬼三郎には世間に公表されていない、愛人との間にできた四人目の息子・亜久里四郎がいることが発覚。三兄弟は四郎を相続争いから脱落させようとさまざまな刺客を送り込む。

 

都内でも有名な不良の四郎は、みずからの道を行く人間たちを「蟻」と呼び、たったひとりで蟻の王を目指す。不良少年が腕っぷしで権力に挑む成り上がりストーリーは、逆境を跳ね返す勇気をくれるはずだ。

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