「あつまれ どうぶつの森」に‟見返り美人”など日本美術を楽しむ「ぶんかつ島」がオープン! 案内動画も公開

2022年08月18日 14:360

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Nintendo Switch「あつまれ どうぶつの森」にて本日8月18日、国立文化財機構 文化財活用センター(ぶんかつ)の「ぶんかつ島」が公開された。

「ぶんかつ島」は、「埴輪 踊る人々」や「見返り美人図」(菱川師宣)、「八橋蒔絵螺鈿硯箱」(尾形光琳)、「洛中洛外図屏風(舟木本)」(岩佐又兵衛)、「湖畔」(黒田清輝)、「針聞書」に「鬼瓦」など国立文化財機構が所蔵する、縄文時代から近代までの文化財をモチーフにした、10個ほどのエリアで構成。

日本の文化財が織り成す豊かな世界の一端を、「あつまれ どうぶつの森」の世界でも体験してもらえるよう工夫している。


ぶんかつと東京国立博物館が現在取り組む「踊る埴輪&見返り美人 修理プロジェクト」(※2)にあわせて、「おどるハニワ ぼう」や「みかえりびじんふう きもの」といった、新たなマイデザインも用意されている。ぜひ身に着けて「ぶんかつ島」をまわってみよう。


「ぶんかつ島」案内動画



▲見返り美人図

▲踊る埴輪

▲「みかえりびじんふう きもの」
トーハク所蔵の「見返り美人図」(菱川師宣・ひしかわもろのぶ)に描かれた、美人が身につけているきものを再現

▲「こはんのゆかた」&「こはんのうちわ」
トーハク所蔵の「湖畔(こはん)」(黒田清輝・くろだせいき)に描かれた、女性が身につけている浴衣とうちわを再現

▲「おどるハニワ ぼう」&「おどるハニワ」顔出し看板
トーハク所蔵の「埴輪 踊る人々(はにわ おどるひとびと)」になりきれる、帽子や顔出し看板


【夢番地情報】
■ぶんかつ島 ~日本美術をイメージしたエリアからなる、文化財に親しむ島~
夢番地コード:DA-4716-9183-8075
会期:2022年8月18日~ 2023年3月31日
マイデザインID:MA-9014-0004-4727






<「ぶんかつ」について>
これまでも、国立文化財機構所蔵品統合検索システムColBase(コルベース)を利用した、「あつまれ どうぶつの森」における日本美術の楽しみ方をたびたび紹介してきた。


・ColBaseで「あつ森」を楽しもう!
・「あつ森」マイデザイン〈ふゆきなこそで〉を公開!
・ColBaseで「あつ森」を楽しもう!鳥獣戯画編
・ColBaseで「あつ森」を楽しもう!国際ミュージアムデー編
・「あつ森」で考える、ゲームの学術的な可能性


※1 国立文化財機構
東京国立博物館、京都国立博物館、奈良国立博物館、九州国立博物館の4つの博物館と、東京文化財研究所、奈良文化財研究所、アジア太平洋無形文化遺産研究センターの計7施設で構成される組織。
本部に、文化財活用センターと文化財防災センターが設置されている。


※2 東京国立博物館を代表する名品「埴輪 踊る人々」と「見返り美人図」の2作品をはじめとする、所蔵文化財の修理に関連する費用として、皆様からのご寄附を募る文化財修理プロジェクト。
「大切な文化財をみんなのちからで未来へ」という思いから、創立150年にあたる今年4月に修理プロジェクトが発足した。

今回の関連記事:
https://cpcp.nich.go.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=dtl&id=35

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