【サイン入りチェキプレゼント!】祝!公演決定の「新サクラ大戦 the Stage」天宮さくら役・関根優那×東雲初穂役・高橋りな×アナスタシア・パルマ役・平湯樹里インタビュー

2020年11月13日 18:260

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PlayStation 4用ゲームソフトやアニメーションなど、さまざまなメディアで展開する「新サクラ大戦」が、今度は舞台化!

「新サクラ大戦 the Stage」が、2020年11月19日~11月23日、ヒューリックホール東京にて上演される。

本作は当初今年3月に上演予定だったが、昨今の状況により開催延期となっていた舞台が、今回ついに上演できることになった。そこでアキバ総研では、天宮さくら役の関根優那さん、東雲初穂役の高橋りなさん、アナスタシア・パルマ役の平湯樹里さんに、直前に迫った舞台についてインタビューを行った。

 

個性豊かな武器を操る殺陣に注目!

──開催延期になっていた舞台「新サクラ大戦 the Stage」がいよいよ上演されます。3月に中止になった時、そして今回上演できることが決まった時の気持ちを教えてください。

 

関根優那 中止が決まったのは最終稽古の前日でした。次の日は衣装を着て通し稽古ができるぞと楽しみにしていたので、その時はショックが大きかったです。

 

平湯樹里 公演ができることが決まって、期間が延びた分クオリティをより高いものにしないといけないというプレッシャーもありました。でもやっと演じられるんだ!という喜びもすごく大きかったです。楽しみと不安が混ざってる感じですね。

 

高橋りな 「新サクラ大戦」ファンの方がハッシュタグをつけてずっと応援してくれていて、ファンの方が待ってくれているんだなと感じてきました。だから早く舞台を見てもらいたい! と思って、今はずっとわくわくしています。

 

 

──このインタビューの翌日から練習再開とうかがっているのですが、一度本番直前まで追いこんで、半年以上たって再び公演に臨むというのはどんな感じなんでしょう。演じる感覚は覚えているものですか?

 

関根 一度全部完成していたので身体に染みついている部分もあるんですが、こういう経験は初めてなので、あの時の熱量までまた気持ちを持っていくために台本を読み返したり、今できることをしています!

 

平湯 半年たつと少し忘れている部分もあって、当時の練習を撮影した動画を見て、あ、こういうことやってたなと徐々に思い出しています。でもあの時みんなで一緒に作り上げた一体感とかは、やっぱり稽古場に行かないと感覚がつかめないんだろうなと思います。

 

──当時の練習の動画を少し拝見したのですが、ただ台詞や動きを覚えるだけでなく、アンサンブルの方々との一体になった動きや呼吸も大切なのかなと感じました。

 

高橋 映像で見ただけでは、自分の立ち位置の感覚とかはいまいちつかめなかったりするんです。あと初穂は武器がハンマーなのですが、家にはハンマーはないので(笑)、「あれ、どんな風に持っていたんだろう」と思ったりします。早く持ちたいです。

 

天宮さくら役・関根優那さん

──春の練習の時のことを思い出していただいて、まずは「新サクラ大戦 the Stage」の殺陣(たて)についてうかがえますか。

 

関根 まず「えっ、こんなに殺陣が多いんだ」と驚きました! 女の子だけの舞台でこれだけの殺陣をこなすのは大変だなと思いました。だからこそこの殺陣ができたら相当かっこいいぞとも思ったので、みんなで食らいついてやってる感じでした。

 

──さくらといえば日本刀ですね。

 

関根 私は身長が低いので、ポーズを作る時に刀が床についてしまってはいけないとかもあるんですね。そこから「立ち姿をどうすればかっこよくできるのか」から始まり、歌いながらの殺陣もあるので、基礎的な部分をしっかりしないとできないことがたくさんありました。だから短期間でいかにそれを身につけるか、毎日壁を越えていく感覚でした。

 

──初穂やアナスタシアはちょっと変則的な殺陣(武器)ですよね。

 

平湯 それぞれが違う武器を持っていて、それぞれの戦い方があるので。武器の特性とかよさも見せたいし、一緒に戦う時は間合いも違うので距離感を測らないといけないんです。特にハンマーなんかは大きいので(笑)。こんなにいろいろな武器で殺陣を演じる舞台ってなかなかないと思います。

 

──初穂のハンマーって、実際には重いんですか?

 

高橋 最初に持った時はハンマーがすごく重くて、武器の重さに身体が持っていかれちゃうような感覚がありました。でもそれがだんだん軽く感じるようになったんです。ハンマーを扱う筋肉がついてきたのかな? 練習も最後のほうにはかなり軽々と……軽くはないんですけど(笑)。扱えるようになったと思います。

 

東雲初穂役の高橋りなさん

──本当に重いんですね。一見重そうだけど軽く作っているとかだと思っていました。

 

高橋 私も最初はそう思ってました(笑)。

 

平湯 そうだよね(笑)。わりと見た目通りです。

 

高橋 ハンマー使いにも注目してください!

 

──歌唱指導は、劇団四季などで活躍している鎮守めぐみさんだそうですが、歌のレッスンについてもうかがえますか?

 

平湯 鎮守先生の教え方ってすごく的確で、できなかったところをできるようにしてくれるんですよ。じゃあこういう風に歌ってみたら?という感じでいろんな方向からやり方を提案してくれるんです。今まで出なかったキーが出たり、歌いやすくなったりといった発見もありました。本格的な声楽を教えていただけて、やっぱり四季の、本場の指導は違うなと思いました。

 

──アナスタシアの歌唱は、平湯さんの元の音域とは結構違うと聞きました。

 

平湯 そうなんですよ! 私の声が低いので、最初は「ゲキテイ」とかも出なかったんですよ。だからオーディションで歌う時もかなり大変だったんですが、鎮守先生だけでなく(田中)公平先生にもアドバイスをいただきました。

 

高橋 公平先生と鎮守先生が2対1で教えてくれたりするんです! 最初、私は(ゲーム版、アニメ版で演じていた)内田真礼さんが歌っている初穂の歌声に似せなきゃいけないと思っていたんですが、自分らしい歌い方でいいよと言っていただけて、楽しみながら歌えるようになった気がします。だから舞台では、舞台の初穂の歌になっているのではないかと思うので、それも見てほしいです。

 

関根 さくらもキーは高かったですね。「サクラ大戦」といえば歌が大切な作品なので、それを自分が担うのはすごくプレッシャーがありました。どうすればもっと力強く歌えるのか悩んでたのですが、自分がつまずいている個所をきちんと指導してくださいました。だからうまくなっているのが体感できるというか、まるで自分が、歌がうまくなったように錯覚する日々でした(笑)。すごいなと思いましたし、その時に教えてもらったことを今でも思い返しながら自粛中も練習しているので、とても感謝しています。

 

アナスタシア・パルマ役・平湯樹里さん

──稽古現場でのムードメーカーとか、役割分担の部分で印象的だった人はいますか?

 

平湯 ゆいまる?(望月あざみ役の寒竹優衣さんの愛称)

 

関根 ゆいは本当に明るいし……。

 

高橋 面白い!

 

関根 一番年下だけど、持ち前の明るさで周りも明るくするような感じですね。

 

平湯 いい意味で取ってほしいんですけど、たまに空回ってる時もあって(笑)。それも面白いんですよ。

 

高橋 マスコットみたいな感じですね。

 

──ではクラリス役の沖なつ芽さんはいかがですか?

 

平湯 なつ芽は一番ひょうひょうとしているタイプだと思う。マイペースだよね。

 

高橋 うん。

 

関根 冷静に見ながら何かぼそっと言ったことが面白い感じです。

 

「檄!帝国華撃団<新章>」は、この5人だからこそ歌える曲として表現したい

──「新サクラ大戦」の舞台に臨むにあたって、「サクラ大戦」というコンテンツにどのよう触れてきたかを教えてください。

 

関根 「新サクラ大戦」のゲームをプレイしてアニメを見て、あとは過去の「サクラ大戦歌謡ショウ」の映像を見させていただきました。表に出ている情報はなるべく入れました。

 

平湯 私もゲームはプレイして、あとは小説や漫画でも読ませていただいて、少しずつ勉強しました。

 

高橋 2人と同じようにチェックしたのはもちろんなんですけど、私はお姉ちゃんが「サクラ大戦」の大ファンなんです。カラオケに行くと振り付けつきで歌ってたりして。だからオーディションの時からすごく楽しみにしてくれました。そんな感じで昔から「サクラ大戦」は身近なところにあったので、自分が舞台に出て作品に関わる側になったのはすごく不思議な感じです。

 

──では初穂役に決まってお姉さんも。

 

高橋 喜んでました! 絶対見に行くよって言ってくれました。

 

 

──そうやってさまざまなコンテンツにふれて、みなさんが感じた演じるキャラクターの魅力と、それを舞台でどう表現したいと思っているかを聞かせてください。

 

関根 さくらは本当にまっすぐで、帝国華撃団を愛する気持ちで周りを動かしてしまうようなパワーのある一生懸命な子なので、そういう部分を私も受け継ぎたいと思いました。誰よりも華撃団が好きで、守りたいという気持ちを私も持ちたいと思います。さくらのかわいさやたくましさ、日常の表情も生身の表現として演じられたらと思っています。

 

高橋 初穂は最初、男勝りでさばさばしたイメージが強かったです。でもだんだん乙女な部分が見えてきて、仲間想いで友情にあついところが魅力だと思います。そういう面をしっかり出せたらと思います。

 

平湯 アナスタシアは花組に来たばかりなんですが、決して明るくない過去を持っていて、いろんなものを背負って、アナスタシア・パルマという存在を作り上げてきたんだと思います。そういう彼女を表現したいと思っていて、優雅な動きや所作でちょっと異質な感じを出したいのと、花組で一緒に戦う中で絆を深めていく様子を演じていきたいです。

 

 

──衣装とメイクをまとってみてどう感じましたか?

 

平湯 撮影の時にお衣装着させていただいたんですが、すごく素敵なかっこいい衣装で。褐色の肌と銀色の髪の毛なんですけど、最初に衣装を着る前、メイクをしてもらってる途中の自分がギャル男みたいだなと思いました(笑)。パラパラ踊ってそうだなって。だから衣装って大事だなと思いました。この衣装を着て、世界クラスの役者としての存在感をどうやって出していくかを考えないといけないなと思いました。

 

高橋 初穂はウィッグのサイドテールが結構重いんですよ。そのうえでハンマーも背負っているので、そっち側にバランスが引っ張られちゃうんです(笑)。本番は上手に持ちたいなと思いました。パンフレットを撮影した時は初穂のかっこよくて「いなせ」な感じをどう表現するかを探りながらだったので、表現できていたら嬉しいです。

 

関根 さくらは一番ナチュラルなウィッグなんですが、さばくのが意外と大変かなと思いました。しっかりとした袴なので、衣装を着ると気が引き締まる感じがします。

 

──「檄!帝国華撃団<新章>」という楽曲をどのような気持ちで歌っていますか?

 

関根 やっぱり一番特別な曲ですし、さくらを演じることになって、いかに大切な曲かを改めて感じるようになりました。そして、舞台のこの5人だから歌える曲として表現したいなという気持ちが強くなりました。

 

高橋 過去の花組の舞台やライブの映像を見ると、「ゲキテイ」でお客さんが一緒に振り付けを踊ったりしているのがすごく印象的でした。だから新しい「新サクラ大戦」の舞台でお客さんがどんな風に盛り上がってくれるのかが楽しみです。お姉ちゃんには「<新章>でこう新しくなったんだよ」って教えたいと思います(笑)。

 

平湯 この曲の、特にサビの部分って「サクラ大戦」に詳しくない人でも一度は聴いたことがあるんじゃないかと思うんです。私も「サクラ大戦」にはあまり詳しくなかったんですが、「ゲキテイ」についてはあ、聴いたことあるあの曲だって思いました。周りの人もみんな本当に知っているんです。誰もが聴いたことがある歌を自分たちが舞台で歌わせてもらえるのがすごく光栄です。

 

 

──「サクラ大戦」の舞台と言えば、田中公平先生が書き下ろすオリジナル曲も欠かせません。舞台のオリジナル曲についてはどうでしょう。

 

平湯 アナスタシアの違う一面というか、カラーを表現しないといけない歌だなと感じています。とてもきれいな曲なんですけど、難しいです(笑)。

 

関根 ひと言でいうと壮大な楽曲です!

 

高橋 かけ合いとかもあるよね。

 

平湯 かけ合いの感じは今までにないかもしれません。

 

──田中公平先生とのやりとりで印象的だったことってありますか?

 

平湯 お話好きな方なので、いろいろな情報を提供してくれます(笑)。歌謡ショウの裏話的なことも聞かせてくださったりして、面白いです。

 

関根 公平先生がいらっしゃると現場が明るくなって、陽のパワーをたくさん持ってらっしゃる方です。すごく偉大な先生なのに身近な感じで、同じ目線で話してくださるんです。私たちの側からも質問がしやすいのでなんでも聞けるし、相談に乗ってくださって安心できます。あと、差し入れしてくださるチョコレートがおいしいです(笑)。

 

高橋 また、ぜひ食べたいです(笑)。

 

 

──最後に舞台「新サクラ大戦」の注目ポイントと意気込みを教えてください。

 

平湯 舞台なんだけど、ゲームをやっている時に近い感覚というか、普通の舞台とはちょっと違うところがあると思います。ファンの人も一緒になって楽しめると思いますし、その日によって違う何かがあるかもしれません。できれば全公演見てもらいたいぐらいですし、それでも足りないぐらい見どころがたくさんある舞台だと思います。期間があいてしまった分のエネルギーを全てぶつけて、期待以上の舞台をお見せできるように全力で取り組んでいきたいと思います。

 

高橋 伊藤マサミさんの演出が斬新で、私たち自身もこんな風になるんだと驚いたりしますし、映像や演出が組み合わさったらどうなるのか私たち自身も楽しみにしています。お客さんもきっとびっくりすると思います! 延期になってしまった分、私たちもファンの皆さんも待ちに待った舞台だと思います。一緒に楽しみたいと思うので、皆さんもその気持ちを舞台にぶつけてもらえたら嬉しいです。

 

平湯 照明とか映像がない状態でもすごいもんね!

 

関根 女の子だけの舞台なので、それでここまでできるのかというところを見てもらいたいです。開始直後からすぐ「サクラ大戦」の世界に引きこまれるような演出になっているので、一気に世界感に入りこんで楽しんで頂けると思います。お芝居も歌もあるので、最後までフルパワーでできるように体力をつけて、みんなの気持ちをひとつに稽古していきたいと思います。舞台の役者ならではの、私たちのサクラを表現したいと思っていますので、新しい「サクラ大戦」が始まる瞬間を見届けてください!

(取材・文・撮影/中里キリ)

 

プレゼントキャンペーン概要


<賞品>
■舞台「新サクラ大戦」関根優那さん、高橋りなさん、平湯樹里さんのサイン入りチェキプレゼント 
<応募要項>

・応募期間:2020年11月13日(金)~2020年11月20日(金)23:59
・当選人数:1名様
・当選発表:賞品の発送をもって発表にかえさせていただきます
・賞品発送:順次発送予定
・応募方法:以下の専用応募フォームにて受付

<注意事項>
・応募には会員登録(無料)が必要です。
・応募はひとり1回に限らせていただきます。
・抽選結果・発送状況に関するお問い合わせには応じられません。
・当選された賞品もしくは権利を第三者に譲渡・転売することを禁じます。
・カカクコムグループ社員、および関係者は参加できません。
・賞品の発送は国内に限らせていただきます。
・梱包には細心の注意を払いますが、万が一運送中の事故により破損等した場合でも、返品・交換等は受け付けられませんので、あらかじめご了承ください。
・下記の場合は、当選を無効とさせていただきますので、ご注意ください。
 同一住所または同一世帯で複数回ご当選されている場合
 不正なアカウント(同一人物の複数アカウントなど)を利用して応募した場合
 ご当選者の住所、転居先不明・長期不在などにより、賞品をお届けできない場合
 ご登録いただいたご連絡先・お届け先情報の不備により、賞品がお届けできない場合
 賞品お届け先ご連絡締切日までに、ご連絡いただけなかった場合
 ご応募に関して不正な行為があった場合
 第三者に譲渡・転売が確認された場合、今後プレゼント応募が出来なくなる可能性があります。



【動画配信情報】

田中公平と花組キャスト陣の対談動画を公開中

 

【イベント情報】

■舞台「新サクラ大戦 the Stage」

ヒューリックホール東京にて、2020年11月 19日から23日まで公演!

 

<チケット>

一般席:7,800円(税込/全席指定)

・楽天チケット

受付サイト:http://r-t.jp/sakurataisen_stage

・チケットぴあ

受付サイト:https://w.pia.jp/t/shinsakura-stage/

・イープラス

受付サイト:https://eplus.jp/shinsakura-stage/

・ローソンチケット

受付サイト:https://l-tike.com/shinsakurastage/

※お申込み方法及び注意事項は受付画面よりご確認ください。

 

2公演配信チケット:6,300円(税込)

1公演配信チケット【11:30~の部】/【16:30~の部】:各3,500円(税込)

受付URL:https://secure.live.nicovideo.jp/event/lv328075991

※配信チケットの受付URLは3種共通となります

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新サクラ大戦 the Animation

新サクラ大戦 the Animation

放送日: 2020年4月3日~2020年6月19日   制作会社: サンジゲン
キャスト: 佐倉綾音、内田真礼、山村響、福原綾香、早見沙織、阿座上洋平、富沢美智恵、和多田美咲、白石晴香、赤羽根健治
(C) SEGA/SAKURA PROJECT

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