話題のカードバトル「TEPPEN」の世界王者が決定! の裏で、編集部もこっそり大会に出場してみた!

2019年12月23日 17:200

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2019年12月21日(土)、ガンホーとカプコンが共同開発したスマートフォン向けカードゲーム「TEPPEN(テッペン)」の世界最強プレイヤーを決める大会「TEPPEN WORLD CHAMPIONSHIP 2019」が、東京国際フォーラムで開催された。

賞金総額5000万円!! サービス開始から間もないゲームとしては異例の規模



「TEPPEN」とは、2019年8月からサービスを開始したスマートフォンアプリで、カプコンの人気キャラ達が一堂に会するデジタルカードゲームとなっている。カードゲームとしては異色のシステムが大きな特徴で、公式が「アルティメットカードバトル」とうたう同作のシステムは、カードゲームでありながら、基本的にターン制ではなく、リアルタイムで進むようになっており、激しい戦いの駆け引きが魅力だ。



加えて、デッキのカードのほかに、4つの属性から使用キャラとなる「ヒーロー」と「ヒーローアーツ」と呼ばれる必殺技をひとつ選択するようになっている。通常のデッキに加え、この2つの要素でも、細かい対策や読み合いが必要で、タワーディフェンスや格闘ゲーム要素も足したような、全く新しいタイプのカードゲームになっている。

大会の賞金総額は何と5000万円! 優勝者は優勝賞金3000万円に加え、副賞として日産の「スカイライン GT[V6 TURBO]」がプレゼントされるという、サービス開始から半年も経過していないゲームとしては異例の規模の大会となった。


当日参加型イベントも開催! その賞金はなんと10万円



きっちり来場者特典もダウンロードし気合十分の金子! 果たしてどこまでいけるか?


会場内では当日参加型イベントとして、優勝者は賞金10万円を獲得できる「TEPPEN TOKYO CUP 2019」も併催。この大会に、アキバ総研の編集・金子が賞金に目がくらんだのか無謀にも参戦を表明した。


本格的な練習期間は約3週間。本人によれば、中級者とのことだがどうなのだろう。使用キャラはモリガンで、ヒーローアーツは「テンプテーション」。APと呼ばれるアーツを使えるまでのポイントは23と、かなり必要なほうだが、場にある全ての敵ユニットを13秒間停止できるという効果があり、自陣の場に出したユニットカードや、手札にあるアクションカード次第では、一発逆転勝利も可能な強力なものとなっている。その性能は本選で優勝を狙う16人のプロゲーマーたちも認識しており、かなりの選手がトーナメント用の3つのデッキのひとつにしていた。


持ち込んだデッキはこちら



さて、それほど“超強力”なデッキで挑んだ金子だったが、よりによって初戦の相手が、テンプテーションモリガンとしては苦手としている、ヒーローアーツが真空波動拳のリュウだった。


この真空リュウは、最も攻撃的な属性で、相手ヒーローにダメージを与える効果が豊富に揃っている。本来、テンプテーションモリガンは、相手の攻撃を、アクションカードなどを駆使して阻害・除去することでテンプテーションが溜まるまで耐えなければいけない。格闘ゲーム風でいうと相手の性能を理解したキャラ対が必要なのだが、実力差もあり、あたふたしている間に相手に火力で押される形に。




ようやくAPが溜まりテンプテーションを発動するも、自身の場にはひとつもユニットカードがなく、攻撃できずにただ時間が経つのを傍観するばかり。結局手も足もでない状態で初戦敗退した。なお敗因に関しては「キャラの相性の悪さと、カードの引きがよくなかった」とは言うが、実はTEPPENは、運要素に関しては小さいとするプレイヤーが“実力者”になればなるほど多く、運があったとしてもどうにもならない差があったような気がする。




結局相手に1ダメージも与えられないパーフェクト負けを喫した。



初代チャンピオンを賭けた決勝戦ではテンプテーションモリガンのミラーマッチが発生

なお、テンプテーションモリガンに関しては、決勝戦で初代世界チャンピオンをかけて戦った、台湾の台灣最後守護者(ラストガーディアン)選手と、日本代表のtarakoman(タラコマン)選手も使っていった。




1ラウンド目はそのモリガン同キャラのミラーマッチになった。さまざまな効果とびかう戦いで、高度な読み合いと、「いぶき」というユニットカードを成長させて、大ダメージを与え合うというダメージレースが発生。最終的に台灣最後守護者選手がラウンド先取し、会場は大盛り上がり。金子はというと「私が持っているのと違う、こんな攻撃の方法があったなんて」「なにやってるか高度すぎてわからない」と驚愕していた。



2ラウンド目は、ダンテを使う台灣最後守護者選手がヒーローアーツ「デビルトリガー」やアクションカードを巧みに使用し、tarakoman選手が使う、テンプテーションモリガンの攻め手を徹底的に封じて初代チャンピオンに輝いた。



会場ではほかに、早くも2020年の世界大会が開催されることが発表された。さらに、「先着100億人に“CORE”パックチケットプレゼント」「シークレットカードが手に入るオンライン大会」などのキャンペーンも紹介。来年2020年1月7日に実装される予定の新ヒーロー「豪鬼」&新カードパック「The Force Seekers」も公開された。




TEPPEN世界大会

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