1stライブツアーの前哨戦! 激しいダンスで噴水広場を支配したLuce Twinkle Wink☆!! 2018/1/9フリーライブレポート

2018年01月15日 12:400

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「Luce Twinkle Wink☆」がメジャーデビューを果たして2年。非常に激しくも高度にシンクロナイズさせたダンスで耳目を集め始めた今、ついに待望の1stアルバムを1月10日にリリースした。


「Luce Twinkle Wink☆」(以下、ルーチェ)は、「輝く瞬間(トキ)をトキメキに!」がキャッチフレーズの、宇佐美幸乃さん、深沢紗希さん、錦織めぐみさん、板山紗織さん、桧垣果穂さんの5人のメンバーからなるアイドルユニット。2015年10月にPlayStation Vita用ソフト「To LOVEる-とらぶる- ダークネス トゥループリンセス」主題歌「恋色 思考回路」でNBCユニバーサル・エンターテイメントからメジャーデビューした後、「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」や「うらら迷路帖」「ゲーマーズ!」などの主題歌を担当。2018年1月14日、20日には初のワンマンライブツアーを開催する。

 

今回は1stアルバム「LLTW☆」発売前日のいわゆるフラゲ日、瞬く閃光のような14曲を収録したアルバムを携えながら開催した「サンシャインシティ 噴水広場」でのリリースイベントの様子を振り返ってみたい。

 


薄く青みがかかったライトがアイドルの聖地に広がる中、オーバーチュアとウィンカー(=ルーチェファン)の「L、U、C、E、LUCE!」コールが響く。1曲目は「恋色思考回路」。衣装はいつものメンバーカラーを取り入れたものではなく、5人が共通して白と銀に包まれた統一感のあるものとなっており、1stアルバムにかける想いが感じとれる。「go to Romance >>>>>」を歌い終えてからのMCは噴水広場らしく、5人の自己紹介以外に、名前を覚えて帰ってもらおうとグループ名の紹介を交えた一般仕様。

 

「“ルーチェ”って覚えてください。長いからね」(宇佐美)

「『フ○ーチェ』に似た名前って」(桧垣)

「言っちゃってるよ!」(宇佐美)


中盤は 先の「go to-」のc/w曲「meteor bell」を挟んで「1st Love Story」「Fight on!」と、メジャーシングルのタイトル曲を網羅。明るくポップな曲に合わせて笑顔で弾みながら歌っていく5人。

しかし、ここでアルバム用新曲「Twinkle “5” stars!!」を歌い始めると印象が一転。シリアスな表情で、ヴォーグ的な動きも取り入れたダイナミックな振付で、集まった観客を魅了していく。歌唱後、5人からふっと笑みがこぼれた瞬間が印象的だった。新曲をステージで初披露した緊張からの解放と充実感が感じとれた。


そしてMCを挟んで、最新曲からのデビュー曲「刹那ハレーション」へ。1stアルバムのリリースイベントで歌うにあたって、これほど思いが詰まった曲もないだろう。そしてルーチェのアンセムでありながらCD未収録だった自己紹介曲「Luce Luce Twinkle Wink☆」でイベントを締めた。

全ルーチェの歴史を表すかのようなシンプルかつ王道のセットリストだったが、「噴水広場」というアイドルの聖地がルーチェにふさわしいと再確認もさせられた。翌日のリリース日には「animate hall SHINJUKU(アニメイト新宿B2F)」で、恒例の「リリース当日のイベントではCD持ったまま1曲歌って踊る」を実行し、その間の抜けた空気感も魅力ではあるが、やはりフォーメーションとシンクロ率の高いダンスを広いスペースで見せ、宇佐美さんの張りのある声が3階まで突き抜ける噴水広場での迫力が脳裏に焼き付いた。


アルバムを掲げてのワンマンライブを控えるルーチェにとっては前哨戦であったが、見事に実力を見せつけた5人。1月14日には大阪のOSAKA MUSEで、1月20日には川崎のCLUB CITTA'という大きな舞台に立つ姿を見るのが待ち遠しいと思えるリリースイベントだった。


なお、今週末の1月20日( 土)には、神奈川県のCLUB CITTA'にて初ワンマンツアーのファイナルが控えている。
ライブに向けての意気込みやアルバムに関してのインタビューは、こちらからご確認いただきたい。

(取材・文/清水耕司)

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