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マンガ「ママレード・ボーイ」の新シリーズが登場。「ママレード・ボーイ little」として連載が始まる。
「ママレード・ボーイ」は、吉住渉さんによる人気少女マンガ。少女マンガ誌「りぼん」で1992~1995年に連載され、累計約970万部を発行、1994年にTVアニメ化、1995年に劇場アニメ化、2001年には台湾でドラマ化も行われた。内容は、互いの両親たちのパートナー交換(W離婚&W再婚)によって、同居生活を始めることになった小石川光希と松浦遊が、親子2組=6人の奇妙な共同生活のなかで徐々に惹かれあっていくという恋愛モノ。
連載開始が決定した新シリーズ「ママレード・ボーイ little」は、前作の13年後を舞台に、光希と遊の両親たちの間に生まれた"立夏"と"朔"の物語に。血の繋がりはないが生まれたときから兄弟のように一緒に育った2人は光希と遊と同じ桐稜大学付属の中等部に入学。そこで新たなドラマが描かれる。
連載は、3月28日発売の月刊マンガ誌「Cocohana(ココハナ)」2013年5月号から。同号では、前作「ママレード・ボーイ」の第1巻(りぼんマスコットコミックス1巻分196ページ)が付録となっている。
・吉住渉コメント
私の中では、光希と遊はあの後平穏に幸せに暮らしているので、漫画に描くようなことは何もないので続編は描かない、と思っていたのですが…。今回、編集長から「続編でなくスピンオフでいい、光希と遊が主人公でなくていい」ということでお話をいただき、立夏と朔を中心に描かせていただくことになりました。
今作は、ママレード・ボーイ本編のおまけのようなもの、と考えているので「おまけ」という意味の言葉をつけたかったのですが(additionとか)固いしわかりにくい、と担当さんに不評で…(笑)。それで、光希と遊の小さい妹弟の話ということで「little」になりました。
前作の13年後が舞台で、本編の最終回の直後くらいに生まれた光希と遊の弟・朔と妹・立夏が主人公になります。もちろん本編のメインキャラ達は、少しずつ登場させたいと思っています。本編のキャラ達のその後を見て「懐かしいな、みんな元気で良かった」とほっこりしてもらえて、立夏と朔のことは親戚の子供のような感じで温かく成長を見守ってもらえれば、と思っています。もちろん未読の方にも楽しんでいただけるよう頑張りますので、よろしくお願い致します。