mamasaさんの評価レビュー

めしテロと呼ばれるだけあって、ストーリーに引き込まれると同時に物凄くお腹がすきます。
深夜の放送時間、ダイエット中の人には酷な話ですが、それを差し引いて余りあるエンターテイメントとして評価出来る作品です。

広義ではファンタジーですが、現実の料理がメインであって、メニューによって異世界の登場人物とのエピソードとが絡み合って物語が進んでいきます。

美食ものの、料理の技量を争うテンプレートを完全に否定したもので、誰もが知っている定番料理と「異世界食堂」で初めて出会い、現代の人間なら「エビフライ」や「コロッケ」などで抱かない感動を異世界の住人は最大級のリアクションで表現してくれる、風変わりだけど、面白い、そのような作品です。
自分の好きなメニューに共感してくれる、異世界の住人を見つけてみてはいかがでしょうか。