孤独だった少女が手に入れたもの
観賞手段:テレビ、CS/BS/ケーブル
一話ごとのサブタイトルがイギリスの「ことわざ」で表され、作中の舞台も
現代のイギリスですが、異世界に降り立ったような世界観に圧倒される作品です。
OP曲は情熱的な歌声で、ED曲は物静か。双方共、色のコントラストの表現に惹き込まれるような力強さを感じます。
作中のキャラクターたちは良くも悪くも個性的ですが、ヒロイン・チセの視点で感じる限り大半が心優しく、体質によってトラブルに巻き込まれる彼女を支えていく、大切で力強い存在です。
彼女を中心として、隠されている世界の真実を垣間見る感覚を味わうような、良質のファンタジー作品だと思います。(一期)
最終回を迎え、カルタフィルスとの対決が妥協を交えた和解となり、一時の平穏な日常の中で、再び誓いの言葉を交わす風景は見ていてとても美しいと感じました。
「花嫁」は美しく強いと感じさせた作品です。
- ストーリー
- 4.5
- 作画
- 4.0
- キャラクター
- 4.0
- 音楽
- 4.5
- オリジナリティ
- 4.5
- 演出
- 4.0
- 声優
- 4.5
- 歌
- 4.5
満足度
4.5
いいね(0)
2018-03-25 22:18:05