全体像が見えない時点でアニメとしては失敗に近い
観賞手段:動画サイト
ストーリーが最初から最後までまるで意味が分からなかった。
いや、部分的に分かるところはあったのだが、全体像がまるで
つかめなかった。というよりつかませてくれなかったというべきか。
分かったのは何か能力持っている人がいるというのとメカクシティ
という団体があることぐらいである。
作画も演出も色んな意味でシャフト的ではあった。
出来るだけ作画枚数を節約したうえでインパクトのある映像に
する。それがシャフト演出である。上手くハマれば効果的なのだが
逆にはずすと一気につまらなくなるリスクを常に秘めている。
今作は明らかに後者の方だった。
個人的に危惧するのはこの作品には原作があり多数のファンが
いることである。となるとこのような出来でもBDやDVDが多数
売れる可能性がある。
本当に良い作品が売れず、今作のようなのが売れる。そんなのが
アニメ業界で当たり前になってしまえばそれこそ現状の音楽業界
みたいになりかねない。そうなったらアニメ業界も終わりである。
ファンの方は当然面白いと思ったなら買って頂きたい。
ただ今作の出来に疑問を感じるなら一度考えてほしい。
それが今後のアニメ業界の未来に繋がると思う。
- ストーリー
- 1.0
- 作画
- 3.0
- キャラクター
- 2.0
- 音楽
- 3.0
- オリジナリティ
- 5.0
- 演出
- 1.0
- 声優
- 3.0
- 歌
- 2.0
満足度
1.5
いいね(0)
2014-08-02 18:37:00