現代版15少年漂流記
観賞手段:テレビ、CS/BS/ケーブル、ビデオ/DVD
サンライズの冨野節を感じさせる作品です。
アニメより原作より、リーンの翼や閃光のハサウェイ(原作)がテイストとしては近いでしょうか?
漂流教室や15少年漂流記、最近で言うならキリトのチートが無かったソードアート。
又はハーレムとチートを抜いたなろう系ラノベというイメージで通じるのでは。
基本的にはスクールカースト最底辺が、最底辺として耐えて耐えて耐えて耐え抜くという話で8割が進みます。
奇跡も希望もありゃしませんが、だからこそリアルな重圧と絶望があり問題を乗り越えた時の爽快感があるという作品でもあります。
テンポよく気持ちよくなりたい層や普段ストレスが多い人には絶対に進めません。
学生でペシミストでちょっと重たい話にヒロイズムを感じる年頃にこそ見るべき作品です。大人になってみるとストレスだけが溜まるでしょう。
ザマァ展開はあれど、すっきりとするより胸糞の上塗りにしかならず、人を不愉快にさせる事には定評がある作品で、作者はよほど人間にヘイトが溜まっているんだろうなぁと少々やりすぎな感は感じました。
しかし、これまで突き抜けられるというのは逆に好きな人には強くアピールする材料で武器でもあるかなと。
人を激しく選びます。
しかし、上記に述べた傾向が好みである人には強くオススメします。
個人的にはリーンの翼(原作)が好みの人には是非とオススメしたいですね。
- ストーリー
- 4.0
- 作画
- 4.0
- キャラクター
- 3.5
- 音楽
- 4.0
- オリジナリティ
- 3.5
- 演出
- 4.5
- 声優
- 4.5
- 歌
- 4.0
満足度
4.0
いいね(1)
2018-04-26 19:19:52