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下野さんの持つ“ジョーンみ”の重要性
──「RWBY VOLUME 1」まで振り返って、いちばん好きなシーンやキャラクターというと? 下野 そう言われてパッと思い出したのは、「VOLUME 1」で、森へ投げ出されてレリックを探しに行く訓練シーンです。みんなカッコよく空へ飛び出していくのに、ジョーンだけ直前まで「どうやって着地したらいいんですか?」と聞いていて、次のカットでいきなり「あ~っ!」と飛ばされている。あのシーンを思い出しましたね。
斉藤 やっぱり、下野さんの持っている独特の“ジョーンみ”は、とても大事なんです。「VOLUME 4」の戦闘シーンでも、ジョーンが下野さんの声で「きっと大丈夫!」と言ってくれると、殺伐としないんですよね。
下野 そう、あのとぼけた感じはなくさないようにしたい。最初のころは「あ~っ!」とか「お~っ!」ばかりだったけど、最近のジョーンは真面目なシーンが増えてきているからね。
斉藤 「VOLUME 2」で、サンの相棒として登場したネプチューン・ヴァシリアス(CV:中島ヨシキ)が好きです。サンとネプチューンの2人が、探偵のように独立して行動する。あのコンビだけが活躍するエピソードを見てみたいですね。あとは、ノーラがよく歌っていたな、と……。
洲崎 「私が女王さま♪」という歌ですね。
早見 「VOLUME 2」の冒頭、フランスパンやソーセージなどを武器に食堂で戦うシーンでも歌っていましたね。
──やはり、明るいシーンのほうが印象に残っていますか? 早見 いえ、そんなこともなくて、私は「VOLUME 3」でピュラの死を目撃したルビーが「ピュラー!」と叫ぶシーンが好きです。すごく長い叫びだったんです。
下野 緊迫したシーンだから息切れしてもいけないし、大変だったよね。思えば、僕の役はピュラに怒られる役でしたね。「VOLUME 1」の後半、ジョーンとピュラの2人だけで特訓を始めるシーンが好きです。あの頃は幸せだったな……と、しみじみ思い出します。
早見 もうひとつ私が好きなのは、「VOLUME 2」後半でヤンお姉ちゃんが焚き火を前に、ブレイクやワイスと静かに語るシーンです。とても胸に染みわたる会話だし、あのシーンの収録現場の雰囲気がとても好きでした。
下野 僕が好きなキャラは「VOLUME 4」で出てきたシュニー家の執事、クライン・ジーベン(CV:魚建)です。一見すると悪い人のようだけど、実はワイスの味方じゃないですか。
斉藤 家に閉じ込められたワイスにとって、唯一の理解者でしたね。
下野 クラインは人間的に良い人だったし、とにかく芝居が面白かった。
斉藤 「VOLUME 4」の敵キャラでは、ティリアン(CV:塩屋翼)が怖かったです。あと、「VOLUME 1」でジョーンをいじめていたカーディン・ウィンチェスター(CV:木村昴)も印象的でした。
下野 あの頃のジョーンは、本当にダメダメだったからね。演じるのも大変でした。