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チーム“RWBY”、初めての敗北!?
──「RWBY VOLUME 3<日本語吹替版>」の見どころを、演じてらっしゃるキャラクターの視点から教えていただけますか? 早見 これまで、影で動いていた悪いチームが、ルビーたちが平和に過ごしていた世界に策略をしかけてきます。それまで一緒に戦ってきた仲間が大変な困難にあう中、ルビー自身には、そこまで危険がおよばないわけです。その代わり、これまで関係を築いてきた親しい人たち、自分にとって大事な人たちが苦しむ姿を、ルビーは目の前にしなくてはなりません。そこで落ち込むだけでなく、苦しい中でもチーム“RWBY”として局面を開いていこうとする、ルビーの前向きなところを見てほしいです。
日笠 最初、「RWBY」という作品は、学園の中で切磋琢磨しながら成長していく話だと思っていたんです。VOLUME 2で不穏な空気が流れはじめ、ついにVOLUME 3では “とりかえしのつかないこと”が起きてしまいます。チーム“RWBY”は、これまで成長しながら勝利をおさめてきましたが、VOLUME 3では、初めて決定的な敗北を味わいます。ワイスはもちろん、彼女たち4人は挫折を乗りこえられるのか。そこが、見どころです。
嶋村 VOLUME 1~2で一緒だった、いつまでも楽しい学園の仲間だと思っていたピュラ・ニコス(CV:豊口めぐみ/伊藤静)が自分の運命にのみこまれ、いよいよ物語が大きく動きます。VOLUME 1~2で、サブキャラクターへの思い入れが育ってきているだけに、私自身、衝撃を感じているところです。VOLUME 3まで見てくれたお客さんにとっても、サブキャラクターたちは心をつかむ存在になっていると思うんです。だから、私にとっては、サブキャラクターたちの運命が、VOLUME 3の見どころですね。
小清水 まず、VOLUME 1~3にかけて、CGのクオリティがよくなっています。そこがまず、見どころのひとつです。爽快感やドキドキ感を演出するための音楽も、パワーアップしています。ストーリー面では、ヤン目線から言うと、VOLUME 2で「どうして私はビーコン・アカデミーに入学してハンターを目指すのか」、自分の内面を吐露するシーンがあります。そんな彼女に、VOLUME 3では「自分の意志でどうしたいのか」決める瞬間が訪れます。そのシーンが、ヤンの重要なターニングポイントになっています。
──VOLUME 2のラストで、ヤンのお母さん(CV:林原めぐみ)が出てきましたが、VOLUME 3では未登場でしたね。 小清水 そうなんです。お母さんがヤンを助けてくれることは、特別な事態だったんでしょうね。おそらく、ヤン自身が明確な意志を持っていないから、まだお母さんが関わるべき時期ではない……という意味なのかもしれません。ですから、どのキャラクターもまだまだ今後、成長が必要なんでしょうね。