週刊アキバメシ(秋葉原の食事処情報) 2013年8月第4週号

2013年09月02日 19:110

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

■塩ラーメン@神田 磯野







800円。

淡路町方面にある人気ラーメン屋。化学調味料不使用をうたっており、秋葉原の名店として名高い「饗 くろき」「粋な一生」に勝るとも劣らないクオリティのラーメンを提供している。前述の両店とあわせて"御三家"といっても過言ではないだろう。筆者の場合、2008年のオープン数ヶ月後から定期的に通っているが、とにかくていねいな調理が印象的。

 

今回は、いつもの「しょうゆラーメン」ではなく「塩ラーメン」を注文。スープは、鶏メインのアッサリ系。スッキリとした味わいで飽きずにゴクゴク飲めるのだが、麺に負けている印象も。麺は、やや平たいストレート麺。表面ツルツルで歯切れが良く、モッチリ食感もある。スープとの絡みはそこまで悪くない。具は、しょうゆラーメンに比べ、チャーシューとメンマが共通で、刻みネギ→刻みタマネギ、ミツバ→ミズナ、岩ノリ→布ノリに変更されている。刻みタマネギや布ノリは風味がかなーーり強いためにアッサリ系スープの味を殺してしまう危険性が高く、バランスが悪い。

 

全体量は普通だが、価格設定が高いため、コストパフォーマンスは良くない。味については、平均レベルを軽々と超えるほどの旨さはあるものの、秋葉原トップクラスの完成度を誇る「しょうゆラーメン」に比べると、どうしても物足りなく感じてしまう。十分満足できるけど何か引っかかるところがある、という歯がゆい1杯。

画像一覧

ログイン/会員登録をしてこのニュースにコメントしよう!

※記事中に記載の税込価格については記事掲載時のものとなります。税率の変更にともない、変更される場合がありますのでご注意ください。