万人受けしないGHOST IN THE SHELLの続編?
観賞手段:BD、劇場
プロダクションIGが制作しているため作画のクオリティは非常に高いが、ストーリーは1度観ただけで分かるような内容ではなく、非常に難解…。前作「GHOST IN THE SHELL」で定評のあったアクションシーンや、銃撃戦も地味になり戦闘も少なく物足りなさを感じる。そして押井守が実写映画「アヴァロン」にも多数登場させている愛犬バセットハウンドが気持ち悪いくらい劇中に登場し、押井守の趣味が色濃く出ている。音楽は押井作品には欠かせない川井憲次氏が担当しているため、音楽は素晴らしい出来。声優については大塚明夫氏や山寺宏一氏など前作と同様実力派のキャストが起用され、冗長なセリフも違和感なく聞いてられるが、会話劇が長いので、押井節に慣れてない人が見ると途中で眠くなるかもしれない…。
最後にこの映画を見た人の大半は「映像は綺麗だったけど、内容はよくわからなかった」と答える方が多いと思うが、まだ観てない方で、前作「GHOST IN THE SHELL」は好きだったという人には正直勧められない。
- ストーリー
- 2.5
- 作画
- 5.0
- キャラクター
- 4.5
- 音楽
- 4.5
- オリジナリティ
- 3.0
- 演出
- 3.0
- 声優
- 4.5
- 歌
- 4.0
満足度
2.5
いいね(2)
2020-10-16 14:34:17