【ガンプラレビュー】「FULL MECHANICS 1/100 フォビドゥンガンダム」が素組&塗装&面白マテリアルで、より攻撃的なビジュアルに!

2023年10月29日 13:000

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YU-GOのキャラクターモデリングLABO」第10回は、バンダイスピリッツから発売中の「FULL MECHANICS 1/100 フォビドゥンガンダム」です!

「機動戦士ガンダムSEED」中盤から登場したフォビドゥンガンダムを含む第2期GAT-Xシリーズの3体のMS(モビルスーツ)は、搭乗するパイロットの特異さも相まって、視聴者に大きなインパクトを与えました。

今回先行して発売されたカラミティ、レイダーに続き、ついにフォビドゥンがキット化されたということで、「20年目にして、やっと1/100で三馬鹿が揃った!!」と、喜んでいるファンも多いのではないでしょうか。


今回は、そんなファンにとって記念すべき「FULL MECHANICS 1/100 フォビドゥンガンダム」を徹底レビュー!
まずはボックスアートから見ていきましょう。


フォビドゥンの特徴的なポーズを的確に表現した箱絵です。


箱の中身はこのような感じです。明るいグリーンをメインに、渋めなカラーリングのパーツが詰まっている印象です。

インパクトあるバックパック。塗装するのが楽しみです。

重刎首鎌(じゅうふんしゅれん)「ニーズヘグ」の刃パーツは、2種の表面仕上げにより質感の違いが再現されています。

刃の部分がツヤありになっていますね。

 

カメラアイはクリアパーツ。電飾を施したくなる仕様です。

 

バックパックの基部パーツ。ドライブラシやスミ入れが映えそうなモールドです。

チューブもしっかり彫刻されています。

■ストレートに組んでみた!


さっそく、組み上げてみました。

フォビドゥンのマッシブな体型がよく再現されています。

 

バストアップ。シャープなモールドが小気味よく配置されています。

背面です。やはりバックパックはインパクトありますね。

 

ニーズヘグを持っての立ち姿が、バッチリ決まります。

可動範囲が広いので、両手で構えることも可能。いろいろなポージングが楽しめます。

 

高機動で移動する強襲形態も、差し替えなどなしで完全に再現されています。

 

エネルギー偏向装甲「ゲシュマイディッヒ・パンツァー」も、アーム部がフレキシブルに可動することで、劇中と同じアクションが可能です。

移動時の印象深いシーンも再現できます。海上で戦闘していた印象がなぜか強いので、海面ベースも似合いそうですね。

■ひと手間加えて、クオリティアップ!


今回はパーツの整形時にヤスリなどを使用して、「面」をきれいに出しつつ仕上げていきます。

右からゴッドハンドの「神ヤス」、ウェープの「バローベヤスリ クリスタルコート(平)」、童友社の「凄!紙ヤスリ用 カーボンプレート」。今回は、これらを使い分けてヤスリがけしていきます。

童友社の「凄!紙ヤスリ用 カーボンプレート」は、硬いカーボンのプレートに市販の紙ヤスリを貼って使うのですが、シャープなエッジを立てたい時におすすめです。

ニーズヘグはここまで尖らせてあげたいところです。

ここで、ちょっと面白いマテリアルをご紹介。

100均ショップ「セリア」で販売されている「クレイジェル」です。

 

UV樹脂製のマテリアルで、粘土のように造形できるのでオリジナルのエフェクトパーツを作るのにおススメです。硬化すると塗装も可能なのも好ポイントです。ぜひ!! お試しください!!

完成!! 今回は少し塗装を施してあります。

バストアップ。黄色の部分は金色に変更。SHOW UPの「コスミックシルバー」を下地に、クリアイエローを重ねるキャンディ塗装を施しています。

「ニーズヘグ」はBORN PAINTの「アンダーブラックII」を下地に、「ボーンアルム」を吹き付け塗装。少し手間はかかりますが金属感が感じられる仕上がりになりますので、こちらもオススメです。

やはり鎌を持つと様になりますね。
本体のグリーンはGSIクレオスの「C302」と「C312」を使用。前からやってみたかった配色だったりします。

 

強襲形態。

 

バックパックは、設定から少しカラーリングを変更してスプリッター迷彩風にしてみました。

奥まったモールド部分はパーツが別になっているので、外装を取り付ける前に好きな塗料で塗っておくとよいでしょう。(作例はGSIクレオス「ガンダムマーカーEX ガンダムメッキシルバー」を使用しています)

最後にクレイジェルで、誘導プラズマ砲「フレスベルグ」発射前のエフェクトを再現してみました。

いかがでしたか? 今回紹介した「FULL MECHANICS 1/100 フォビドゥンガンダム」はプロポーションのよさもさることながら、ギミックも多く、いろいろと手が加えて楽しめる良キットでした。
「劇場版機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」公開前に、過去のエピソードを振り返りながらSEEDシリーズのキットを作ったり、名シーンをプラモデルで再現したりするのも楽しいかと思います。来年1月26日の劇場公開が待ち遠しいですね!! 新作プラモも楽しみです!!

それでは、次回の作例でまたお会いしましょう!!

 BGM:"暁の車" FictionJunction YUUKA

【商品情報】

■FULL MECHANICS 1/100 フォビドゥンガンダム

・発売中

・価格:6,380円(税込)

・メーカー:バンダイスピリッツ

画像一覧

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機動戦士ガンダムSEED

放送日: 2002年10月5日~2003年9月27日   制作会社: サンライズ
キャスト: 保志総一朗、石田彰、田中理恵、進藤尚美、子安武人、三石琴乃、桑島法子、関智一、笹沼晃、摩味、有本欽隆、秋元羊介、置鮎龍太郎、関俊彦、白鳥哲、豊口めぐみ、檜山修之
(C) 創通・サンライズ・毎日放送

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