2つの歌が1曲になる!? 「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」主題歌を歌う吉田達彦&吉田仁美とDJ・出口博之がスペシャル対談!

アキバ総研 | 2018年03月11日 10:00
2つの歌が1曲になる!? 「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」主題歌を歌う吉田達彦&吉田仁美とDJ・出口博之がスペシャル対談!

「スーパー戦隊シリーズ」第42作目として現在放送中の「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」。


2組の戦隊と敵組織の三つ巴という前代未聞の試みが注目を集める本作だが、その主題歌「ルパンレンジャーVSパトレンジャー」も、吉田達彦さんが歌うルパンレンジャー、ダイヤルをまわせ」と吉田仁美さんが歌う「Chase You Up!パトレンジャー」の2つのテーマソングが合体したものという、かつてない趣向が施されている。

そこで、今回は3月14日の主題歌CDリリースにあわせて、吉田達彦さんと吉田仁美さんにインタビュー! 聞き手はベーシストにして特撮・アニソンDJとしても活躍する出口博之さん。各楽曲の魅力や、それぞれの音楽に対する思いを大いに聞いていただいた!

 

 

出口博之(以下、出口) スーパー戦隊シリーズ最新作「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」は、シリーズ初のダブル戦隊。主題歌「ルパンレンジャーVSパトレンジャー」も2曲で1曲という、初めてづくしの作品なんですが、「ルパンレンジャー」サイドの主題歌「ルパンレンジャー、ダイヤルをまわせ」を歌う吉田達彦さんはこの曲でデビューだそうですね。

 

吉田達彦(以下、達彦) はい。「スーパー戦隊」はずっと観ていたので、主題歌を歌うことが決まった時は嬉しくてしかたがありませんでした。おまけに2つの歌がひとつになるということに驚き、さらに楽曲もかっこいい。すごいことずくめで、とにかくもうびっくりの連続でしたね。

 

出口 一番夢中になって見ていた戦隊は何ですか?

 

達彦 小さい頃は「ジュウレンジャー」、「ダイレンジャー」、「カクレンジャー」を観ていて、中でも一番夢中だったのが「ダイレンジャー」ですね。

 

出口 その時から歌に興味があったりんですか?

 

達彦 聴くのは好きだったんですが、まだその頃は特に歌いたいという気持ちはありませんでしたね。

 

出口 いち視聴者としてヒーローを見ていたんですね。そして吉田仁美さんは、今回「パトレンジャー」の主題歌「Chase You Up!パトレンジャー」を担当されているわけですが、「スーパー戦隊」のオープニング主題歌を女性が歌うのは今回で3人目だそうですね。

 

吉田仁美(以下、仁美) そうですね。堀江美都子さん、佐々木久美さんに続く3人目です。

 

出口 決まった時の心境はいかがでしたか?

 

仁美 これまで女性がオープニングを歌うことがほぼなかったんですが、私が歌える可能性のある年代に、女性ボーカルの入る楽曲がくるというのが奇跡だと思うので、オーディションをしていただけた段階でまずびっくり。デュエット曲というのも初代の「ゴレンジャー」以来だったので、それも珍しいなと思いましたね。こんな機会がなかったら、一生私のところに巡ってこないチャンスだと思うので、決まったって時は嬉しいと同時に「ホッ」としたというのが一番近い心境だったかもしれません。でも放送やイベントが近づいてくるに従い、大好きな先輩である堀江さんに恥ずかしくない私でありたい、子供たちに胸を張って歌える私でありたいと思うようになってきました。責任の重さと言ったらすごく簡単な言葉なんですが、それ以上に重いものと期待が胸にありますね。

 

出口 おふたりが顔合わせしたのは、オーディション後ですか?

 

達彦 そうです。

 

出口 最初の印象はいかがでしたか?

 

達彦 僕にとっては、大先輩じゃないですか。アニメ「そらのおとしもの」の主題歌などで(吉田仁美さんの)存在は知っていたので、まさか一緒に歌えるなんて! 僕なんかで大丈夫かな、襟を正さないと、と思いました。

 

仁美 (吉田達彦さんはこの曲で)デビューって聞いたんですけど、すごく落ち着いているし雰囲気があるし、背が高い! と思いました。見上げる感じ(笑)。周りからも標高差がすごいって言われています。負けないようにがんばりたいです。

 

出口 お互いの歌声についてはどう思われましたか?

 

達彦 仁美さんって柔らかくてストレートな声をされているので、そこに僕がどう乗っていけばいいのかなと思いましたね。

 

仁美 私はオーディションを受けさせていただいた時に、(達彦さんの歌を)1回聞かせていただいたのかな。この人と合わせるかもしれないからって、男の人と一緒に歌うという練習のために聴かせていただいたんですけど、その時に「ルパンレンジャー」というか戦隊ヒーローにぴったりな歌声だなと思いました。

 

出口 それは僕も感じて、最近では珍しくすごく太い声だなと。ツヤがあるというか、昭和っぽい感じというか。正しく男くさい声というか、最近ない声をされているのかなと。それが「ルパンレンジャー」という正義のアウトローにすごくはまっているという感じがありますね。ちょっと不良っぽい気概も感じられて、これがデビューなんて!と驚きました。

 

達彦 ありがとうございます!

 

面白い仕掛け満載のオープニング主題歌!


出口 「ルパンレンジャーVSパトレンジャー」は、ルパンレンジャーのメロディを追うようにパトレンジャーのメロディが差し込まれてくるじゃないですか。その対比が面白くて、聴けば「2曲がひとつになる」ということがどういう意味がわかるというか、初めての聴覚体験で、よく作ったなと思いましたね。

 

仁美 本当にそう思います。

 

出口 バンドで曲を作ってる側からすると、針の穴に糸を通すようなアレンジなわけじゃないですか。ボーカルだってブレスの位置とか歌い回しとか、ピッチの合わせ方とか、全て計算のうえに成り立っている、すごくギリギリなバランスの楽曲だと思っていて、これが成り立っているのはお2人のスキルの高さゆえだと思います。そこで、それぞれ歌っていて気持ちいい部分や難しい部分はどんなところですか?

 

達彦 歌っていて全体的に気持ちいいというか、楽しく歌える曲だと思います。なかでも、ルパンレンジャーとパトレンジャーがそれぞれの正義のもとで戦っているということで、歌詞にもそれぞれの正義が出ているところが面白いですね。特に一番伝えたいところが「絶対 譲れはしない」というフレーズですね。なぜルパンレンジャーがギャングラーを倒すのかというのが、そこに一番出ていると思うので、ここをどう力強く歌うか、というとのはすごく考えていますね。あと、自分のところを歌っているともちろん楽しくてワクワクするんですが、そこに仁美さんの歌がかぶさってくるとヤバいというか、「こちらも負けん気で来てるぞ」と。「僕もがんばらないと」というVS感も感じられるのも楽しいですね。

 

仁美 私はレコーディングの時は楽しさとか気持ちよさとかいうのは、全て捨てました。そういうのは全部忘れて、と言われたんです。「スーパー戦隊シリーズ」の楽曲を歌えるということで力みすぎちゃって……(笑)。特に今まで歌わせていただいてきた楽曲でが、パワフルさとか元気さを求められることが多くて、今回も無意識にその気持ちが乗っかっていたんでしょうね。ただ今回の楽曲に関しては、そういうものは必要ありませんでした。そして達彦君のボーカルと合わせることがメインなので、2人でのバランスを考えないといけなかったんですね。

 

あとこれはすっかり忘れていたことなんですけど、ヒーローって負けないじゃないですか。そういう余裕を出さないといけないのに、あまりにも力みすぎると声に余裕がなくなってしまうんです。いつか勝てる、諦めないという気持ちはあるけれど、絶対に負けないという自信、余裕、やさしさを常に入れておくためには、私自身が力を抜いておかないといけないんです。確かに一生懸命歌っているほうが気持ちいいんでしょうけど、そうではなく、誰かの声を聴いて一緒に歌うということがレコーディングの時はすごく難しかったです。

 

そのレコーディングの後、「超英雄祭」というステージで初めて一緒に歌わせていただいたんですけど、その時に2人で歌うということが一番の気持ちよさだと思いましたね。きっと仕組みとしてはとっても難しい楽曲だと思うんですが、ふたりの声が合わさって、ハモリみたいな感じでピタッと合致した時に「あっ、曲が完成した」と思えたんです。それがこの曲のよさなんでしょうね。

 

出口 それこそ仁美さんは今までプリキュアのエンディングテーマとかも歌っていますし、キーワードとして天真爛漫さだったり、突き抜ける明るさといった印象があるんですが、「Chase You Up!パトレンジャー」は今までにない声色のような印象です。

 

仁美 はい、すごく挑戦でした。正直に言うと私の性格上、もっと振り切ってやりすぎたり、もっと太く声を作ったりするほうがわかりやすかったのかもしれませんが、そうじゃなくて力を抜いていても気持ちの上での強さを出すように歌いました。それが最初はどうしてもつかめなくて、力を抜いても気持ちを込めるということの難しさや繊細さというのを、レコーディングを通じて学ばせていただきました。

 

出口 確かに難しいですよね。ガッツのある音は必ずしも力を込めるだけじゃないっていう。

 

仁美 自分が歌った時の気持ちよさと人が聴いた時の気持ちよさってまた違うんですよね。

 

出口 表現という点では、ボーカリストが一番繊細な表現をされていると思うので、今言われたようにあえて考えすぎないようにするというのも、すごく理にかなっていると思います。対して達彦さんは今回がデビューということもあってグイグイ前のめりな歌になっていたと思うんですが、それが両者のいい対比になっていたのかなと思います。どちらがリードしているというわけではなく、このバランスでないと楽曲が成り立たないというか。

 

仁美 そうですね。それと実は1番がルパンメイン、2番がパトメインになっていてボーカルの大きさがちょっと違うんです。そういう面白さ、仕掛けもありますので、じっくり聴いてみてもらいたいですね。

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