自身の存在がアニメになるアニメーター
観賞手段:テレビ
エッセイ漫画とFLASHアニメの相性の良さを実感することのできる良作です。
庵野監督がやや神格化されていた『アオイホノオ』と比べると、この作品内のロンパース目線で描かれるカントクくんはより人間らしく、よりダメ男らしく、より愛らしい。
原作の客観と主観のバランスの良さをそのままにうまく切り取ったアニメ化だったと思います。
そしてやはりアニメ化の醍醐味で、すばらしい声がついているのがいいですね。カントクくんは『風立ちぬ』で聞き覚えたあの声そっくりだし、林原さんの鋭く暖かく軽妙なツッコミは流石の一言です。
毎回のEDが縁のある懐アニソンのカバーだったのも楽しめました。ただ、同じくEDのクレジット画面に表示されていた用語解説のあの速度とあの文字サイズは読ませる気がないですね。
庵野監督が各方面から愛されまくっているということがよくよくわかりました。
- ストーリー
- 4.0
- 作画
- -
- キャラクター
- 5.0
- 音楽
- 3.0
- オリジナリティ
- 5.0
- 演出
- 4.0
- 声優
- 5.0
- 歌
- 4.5
満足度
4.0
いいね(0)
2015-04-18 21:24:16