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8月31日に公開となったアニメ映画「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」が好調な滑り出しを見せている。
話題作を多数輩出しているノイタミナ枠で2011年4~6月に放送されていた"あの花"こと「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の劇場版である本作。幼少時に仲が良かったが、すっかり距離が離れてしまった高校生6人を中心とした青春物語で、TVシリーズは感動的なストーリー展開と抜群の選曲(ED主題歌:ZONE「secret base ~君がくれたもの~」のカバー)はアニメファンから高く評価された。また、作品の舞台である埼玉県秩父市では、聖地巡礼でも盛り上がっている。
公開規模は全国64館と小さいものの、8月31日~9月1日の2日間での動員数は約16万人にも昇り、興行収入は約2億円を記録。週末の動員ランキングでは、スタジオジブリの最新作「風立ちぬ」、「マン・オブ・スティール」という大作に続き、3位にランクインした。一方、劇場館アベレージでは、約300万円と群を抜いての1位となっている。
メイン館である新宿バルト9では初日舞台挨拶が行われたほか、満席の回が続出。客層は、20代~30代を中心に男女比約7:3。グループでの来場も目立った。また、地方ではシニア層が1人で来る姿も散見されたという。
なお、初日満足度ランキング(ぴあ映画生活調べ)でも1位を獲得しており、リピーター次第では最終興行収入10億円も射程圏内となっている。