※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。
「ロードス島戦記」の生誕25周年プロジェクトが発表された。
「ロードス島戦記」(原案:安田均、著:水野良)は、1988年に創刊まもない角川スニーカー文庫からリリースされ、同レーベル初の大ヒット作となった名作ノベル。騎士になる夢を求めて戦乱巻き起こるロードスの地へと旅立つ若者・パーンが旅の中で仲間を得て、様々な人々との出会いと戦いを通して成長していく姿を描いたファンタジー作品で、原作は全7巻で累計600万部を記録。また、アニメ版は、角川書店初のOVAとして当時では珍しいシリーズ形式で制作され、劇場作品レベルの高クオリティで人気を博した。
今回、25周年を記念し、原作小説とアニメ版のリニューアルが決定。原作小説は、「ロードス島戦記 灰色の魔女」の単行本とスニーカー文庫新装版を11月1日に同時発売する。原稿は約50ページにもおよぶ加筆修正があったとのことで、当時のファンもあらためて楽しめるものとなっている。また、文庫新装版カバーには出渕裕さん(原作小説イラスト担当)による描き下ろしイラストを使用するほか、続刊も新進気鋭のイラストレーターによる新規イラストが採用される。
そして、アニメ版は、1990年~1991年に制作されたOVA「ロードス島戦記」のデジタルリマスターBD-BOXを11月29日に発売。初ブルーレイ化にあたり、OVA全13話のオリジナル35mmネガフィルム素材を発掘し、ネガテレシネによるデジタルニューマスターを作成したという。また、製品は総作画監督・結城信輝さんによる新規イラストを使用したデジパック仕様となる。特典は、出渕さんや結城さんの版権イラストをはじめ、初公開となるセル画・原画、当時のインタビュー資料、その他未公開資料を多数収録した196Pブックレット。
なお、「※本商品は、保存原版から最良の状態で制作しておりますが、VHS制作時より年月を経ているので一部お見苦しい箇所もございます。また、一部明滅が激しい箇所がございますが、光・色などの映像に関し、現行のテレビ放送用のガイドラインに準拠しておりませんので、鑑賞上の注意にご留意頂きますようお願い致します。」といった注意書きがある。