「【推しの子】」「鬼滅」「呪術」「スラダン」「チェンソーマン」! 「第74回NHK紅白歌合戦」で流れるアニメソングまとめ!

2023年12月26日 19:080

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早いもので2023年も残りわずか。毎年この時期になると話題にあがるのが、大みそかの定番音楽番組「NHK紅白歌合戦」である。

「NHK紅白歌合戦」は、毎年12月31日に放送されるNHKの音楽番組で、男性歌手による白組、女性歌手による紅組が交互にパフォーマンスを披露する。日本を代表する人気アーティストが多数出演し、その年を代表する楽曲を次々と披露する「紅白歌合戦」は日本の年末の風物詩として長年親しまれている。

 

ここ数年はアニメ人気、アニメソング人気の隆盛もあって、いわゆる「アニソン枠」が設けられ、普段は音楽番組では観ることのできないアニソンアーティストのパフォーマンスが披露されてきた。

今年放送される「第74回NHK紅白歌合戦」では、アニソン枠的なものは見受けられないが、むしろ披露されるアニメソングの数が急増! 44組の出演者のうち、6組がアニメソングを披露することがすでに発表されている。

そこで今回は、「第74回NHK紅白歌合戦」で流れるアニソンをまとめてみた。

「これ、何の歌だっけ?」と家族や友達が口にしたら、この記事をこっそりチェックして、教えてあげよう!

 

紅組

ano(初) 「ちゅ、多様性。」/「チェンソーマン」第7話ED


 バラエティ番組で引っ張りだこの、あのちゃんは、「チェンソーマン」第7話EDテーマ「ちゅ、多様性。」で紅白に初出場! 真部脩一(ex:相対性理論)氏によるポップな歌詞&メロディを、あのちゃんがかわいく歌い上げている。

 


映像は、どこからレトロな雰囲気を持つ楽曲とうこともあって、80’sな要素が満載! もちろん、「チェンソーマン」らしい毒も散りばめられており「ゲゲゲロゲロチュー」のサビのシーンの映像はなかなかに衝撃的だった。

これがお茶の間に流れた時、どんな空気になるのか……。今から楽しみだ!

 

milet(4)「コイコガレ」/「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」ED


milet×MAN WITH A MISSION名義で発表された楽曲。おそらく「絆ノ奇跡」で出場するMAN WITH A MISSIONとの一連の流れで公開されることは想像に難くない。

作曲は劇伴も担当した梶浦由記さん。彼女らしいオリエンタルな雰囲気を漂わせるメロディを、MAN WITH A MISSIONがエモーショナルなバンドサウンドで仕上げており、これは問答無用で熱い!

映像もセットで流れるんじゃないかな~と予想するわけだが、果たして!?

 

YOASOBI(3)「アイドル」/「【推しの子】」OP

 

2023年を代表するアニメソング、いやJ-POPといえばこの曲を置いてほかにはないだろう! というほどに世を席巻した「アイドル」。あのイントロのフレーズを聞いただけで、誰もがテンション爆上がりすること間違いなし!

ちなみに曲中のコールを担当しているのは、アキバ系ダンスユニット「REAL AKIBA BOYZ」の皆さん。さすがに彼らとの紅白共演は厳しいか!?

 


2023年のYOASOBIといえば、前年にリリースされた「機動戦士ガンダム 水星の魔女」OP「祝福」の勢いも冷めやらぬまま、春クールで「アイドル」を発表。そして、秋クールに「葬送のフリーレン」OP「勇者」を発表と、アニメソングと共に駆け抜けた印象がある。

と同時に「アイドル」は、世界的なヒットチャート「Billboad Global 200」にて日本アーティスト初の年間42位を獲得するという、世界的なヒットを記録するところまで上り詰めた。

アニメソングとJ-POP、いや世界の音楽シーンのかけ橋として、YOASOBIの2024年の活躍にも期待したいところだ。

  

白組

キタニタツヤ(初)「青のすみか」/「呪術廻戦 懐玉・玉折」OP

 

今年も人気の「呪術廻戦」。原作コミックもクライマックス突入で話題に事欠くことはないが、まさかアニメ主題歌が紅白で流れるとは!
「青のすみか」を歌うキタニタツヤさんは、バンド「sajou no hana」でもベーシストとして活躍するいっぽうで、ソロアーティストとしても活躍。ソロとしては「呪術廻戦」以外に「BLEACH 千年血戦篇」や、「平成世代の韋駄天達」といったアニメ作品で主題歌を担当しているほか、作曲家としてもWEST.、私立恵比寿中学、関ジャニ∞などにも楽曲を提供。まさに今、ノリに乗っているミュージシャンだ。

 


 そんな彼が、初の紅白という舞台でどんなパフォーマンスを見せてくれるか。注目だ。

 

10-FEET(初)「第ゼロ感」/映画「THE FIRST SLUM DUNK」主題歌


2023年、映画「THE FIRST SLUM DUNK」の勢いはとどまるところがなかった。当初はCGによる作画やキャストの変更などネガティブな印象で語られることが多い作品だったが、いざふたを開けてみればそんな不安要素をすべて吹き飛ばすほどの、熱いドラマが繰り広げられていたのである。その面白さはクチコミで広まっていき、ロングランに次ぐロングラン。最終的に、映画の歴代興行収入ランキング上位に食い込み、数々の賞を受賞するという快挙を成し遂げた。

 

そんな本作のかたわらには、常に「第ゼロ感」があったように思う。あの印象的なギターリフが、ある意味「THE FIRST SLUM DUNK」のテンションを底上げしていたのは間違いない。10-FEETは、本作で映画の劇伴にも挑戦したのだが、あのフレーズを生み出しただけで、MVPである。

今年開催されたバスケW杯でも「第ゼロ感」が流れて、アニメファンを驚かせたことを覚えている方も多いだろう。今やバスケ界のテーマソング的ポジションを確立したともいえる「第ゼロ感」が、紅白に流れる。楽しみ以外の何物でもない!

  

MAN WITH A MISSION(初)「絆ノ奇跡」/「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」OP

 

狼人間5人組のロックバンド「MAN WITH A MISSION」が紅白に初出場! 披露するのは「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」OP「絆ノ奇跡」だ。milet×MAN WITH A MISSION名義で発表された楽曲ということで、先述の通り、おそらくmiletさんとのコラボで「鬼滅」曲が2曲連続で披露されるのだろう。

 

和楽器を多用した楽曲ということもあって、日本の大晦日にもマッチするのではないだろうか? それにしても白組アニソンがことごとくロックサウンド、バンドサウンドを前面に押し出しているのは非常に興味深い。

ダンスミュージック、打ち込みサウンドが主流と言える日本の音楽シーンだが、その中でアニメソングという枠を通じてロックの魂を日本中に響かせる彼らに、筆者は全力でエールを送りたい!

 

そのほか、ディズニー100周年ということで、ディズニーソングを歌う特集が組まれていたり、特撮出身の俳優が中心の「純烈」、2次元と3次元を自在に行き来する「すとぷり」など、アキバカルチャーに近しいところで活躍するアーティストも登場する「第74回NHK紅白歌合戦」は、2023年12月31日(日)19時20分より、NHKで放送予定! 大みそかは全員テレビの前に集合だ!

画像一覧

関連作品

チェンソーマン

チェンソーマン

放送日: 2022年10月11日~2022年12月27日   制作会社: MAPPA
キャスト: 戸谷菊之介、井澤詩織、楠木ともり、坂田将吾、ファイルーズあい、伊瀬茉莉也、高橋花林、八代拓、津田健次郎、内田真礼、花江夏樹、内田夕夜、後藤沙緒里、大地葉、濱野大輝
(C) 藤本タツキ/集英社・MAPPA

鬼滅の刃 刀鍛冶の里編

鬼滅の刃 刀鍛冶の里編

放送日: 2023年4月9日~2023年6月18日   制作会社: ufotable
キャスト: 花江夏樹、鬼頭明里、河西健吾、花澤香菜、岡本信彦、古川登志夫、鳥海浩輔、梅原裕一郎、石川界人、武内駿輔、斉藤壮馬、山寺宏一、村瀬歩
(C) 吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

呪術廻戦 懐玉・玉折/渋谷事変(第2期)

呪術廻戦 懐玉・玉折/渋谷事変(第2期)

放送日: 2023年7月6日~2023年12月28日   制作会社: MAPPA
キャスト: 中村悠一、櫻井孝宏、遠藤綾、永瀬アンナ、清水理沙、安元洋貴、子安武人、榎木淳弥、内田雄馬、瀬戸麻沙美、島﨑信長、諏訪部順一、愛美、三瓶由布子
(C) 芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

【推しの子】

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放送日: 2023年4月12日~2023年6月28日   制作会社: 動画工房
キャスト: 高橋李依、大塚剛央、伊駒ゆりえ、伊東健人、高柳知葉、内山夕実、潘めぐみ、石見舞菜香、大久保瑠美
(C) 赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

THE FIRST SLAM DUNK

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上映開始日: 2022年12月3日   制作会社: 東映アニメーション/ダンデライオンアニメーションスタジオ
キャスト: 仲村宗悟、笠間淳、神尾晋一郎、木村昴、三宅健太、岩崎諒太、阿座上洋平、櫻井トオル、遠藤大智、村田太志、堀井茶渡、星野佑典、瀬戸麻沙美、宝亀克寿、奈良徹、長谷川芳明、武内駿輔、鶴岡聡、かぬか光明、岩城泰司、真木駿一、江越彬紀、田所陽向、峰晃弘、金光宣明、武田太一、山本祥太、梶原岳人、島袋美由利、久野美咲、園崎未恵、坂本真綾、小林親弘、こばたけまさふみ、松田健一郎、福西勝也、稲田徹、金子隼人、佐藤美一、濱岡敬祐、新垣樽助、蒼谷和樹、堀総士郎、中村章吾、塩田朋子、元井拓巳、佐藤元
(C) I.T.PLANNING,INC. (C) 2022 SLAM DUNK Film Partners

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