【インタビュー】「あにめ系あーてぃすと」あま津うにが、メジャーデビューで地球侵略を開始!?

2019年06月02日 12:000

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しゃべらなくてもカワイイ、サイレント女子高生アニメ「女子かう生」のオープニングテーマ「silent days」でメジャーデビューを果たす、あま津うに。声優やアニソンシンガーだけでなく、ゲームのキャラクターデザインやアニメ系コラムライターと、マルチな活躍を展開する彼女は、みずから、「あにめ系あーてぃすと」を名乗っている。
最初に活動の場としたのは、SNSのインスタグラム。今ではアジア圏を中心に10万人近いフォロワーを持つ、異色の新人だ。
デビューシングル「silent days」について、そして「あにめ系あーてぃすと」としての野望について、語ってもらった!

宇宙人のような私に声をかけていただいて、感謝しています


── あま津さんは、「あにめ系あーてぃすと」を名乗っているんですよね?

あま津 はい。声優やアニソンアーティストだけでなく、アニメ系コラムを書かせていただたり、ゲームのキャラクターデザインを担当させていただいたりと、アニメ関連のすべてのことに挑戦していくという意味で、そう名乗っています。

── アニメをお仕事にしたいと思ったきっかけは、なんだったのでしょうか?

あま津 「けいおん!」の平沢唯ちゃんになりたいなって思ったのがきっかけです(笑)。唯ちゃんに憧れてアニメにハマっていきましたし、同じレスポールを買ったのがギターを始めたきっかけでした。

── どんなアニメが、特にお好きなんですか?

あま津 今はコラムを書いているのでジャンルに関係なく見ているんですけど、もともと好きなのは、「けいおん!」のような女の子だけの世界を描いた、日常系の作品が好きです。それから魔法少女系ですね。「魔法少女まどか☆マギカ」や「魔法少女リリカルなのは」も大好きです。

── インスタグラムでは、すでにアジア圏を中心に10万人近くのフォロワーがいるんですよね。

あま津 インスタグラムは3年半前に、これから伸びてくるSNSだと思って、人よりもちょっと早くコミットすれば、注目度も上がりやすいだろうなと思って始めました。ずっとアニメソングをやりたい、声優をやりたいという夢がかなえられない環境にいて、もどかしい毎日を送っていたんですけど、インスタグラムで全力でがんばっていれば、誰かが見つけてくれるんじゃないかという気持ちがあって。そうしたら、たくさんの方にフォローしていただくようになり、今お世話になっている事務所のプロデューサーとの出会いにもつながっていきました。

── 声がかかったとき、どう感じましたか?

あま津 もちろん誰でもよかったというわけではなくて、お話しして、この方なら自分のよさをわかっていただけて、一緒に夢をかなえていけると思って、組ませていただきました。

── 所属事務所はビッグアイランドレコーズで、関連会社のアップドリームにはアニソン関係の有名作曲家が多く所属しています。メジャーデビュー曲「silent days」の作曲・編曲を担当した渡辺拓也さんもそのひとりです。

あま津 私はずっと渡辺拓也さんのファンで、いつかメジャーシーンに行けたら、楽曲を書いていただきたいなと思っていたんですけど、まさかのメジャーデビュー曲で夢がかなうことになりました。

── ほかにお好きなクリエーター、尊敬しているクリエーターはいますか?

あま津 fhána (ファナ)さんを尊敬しています。fhánaさんの曲がきっかけで、くじけかけた心が甦ったというエピソードがあります。

── それは、詳しくお聞きしたいです。

あま津 夢がかなわなくて落ち込んでいたときに、たまたまTVをつけていたら、「コメット・ルシファー」のCMが流れてきたんです。「今の曲、なんだろう?」って思って。こんなふうに歌と曲だけで、アニメを見なくても人の心を掴むアニソンがあるんだと、落ち込んでいた自分に光が差したように感じました。音楽って、アニソンっていいものだなって再認識できたのがfhánaさんの曲で、今でも自分の中で特別な存在です。towanaさんのボーカルも、佐藤純一さんが書かれる曲も大好きです。

── towanaさんのボーカルには独特の魅力がありますよね。では、あま津さんはご自身のボーカルについては、どういうところが歌い手としての武器だと思っていますか?

あま津 キャラクターボイスで歌うのではない自分のオリジナルとしては、かわいい、切ない曲を歌っても、ちょっとかっこいい感じが加わるところだと思っています。自分の声を客観的に聴いたときに、男女問わず歌いたくなるような曲に聞こえるなと。中性的なカラーがあると思います。

── どのようなタイプの楽曲を歌うのが好きですか?

あま津 アニソンならではの変わり種の曲も好きではありますが、J-POPや洋楽好きの方が聴いてもいい曲だなと思っていただける、ポップスの王道をいく曲が好きです。

── メジャーデビューシングルに収録された2曲は、まさにそういう曲だったと思います。メジャーデビューの話を最初に知ったとき、どう思いましたか?

あま津 やっと来たなって思いました(笑)。ゼロからイチになることができたなって。テイチクは、所属アーティストに正統派のアーティストが多い中、宇宙人の私に声をかけてくださって感謝しています(笑)。誰にも負けないくらい、期待に応えたいと思います。

── あま津さんのプロフィールには、年齢は10194歳、出身はU2次元(うにじげん)、種族はミュータントと記載されているんですよね。

あま津 本当に10194年前に生まれたんです。私は誰かの体から生まれたわけではなくて、卵のようなものから生まれたんです。名前も自分で考えたわけではなくて、生まれた瞬間にU2次元の総理大臣みたいな存在のゴッドが命名したんです。

── U2次元の生まれだから、名前が「うに」なんですね。

あま津 たまたま、海にいる黒いトゲトゲの生物と同じ名前でした「あま津うに」という名前の由来は私もよくわからないです。ゴッドにそう決められたから名乗っています。

── 人間ではないということが、わかりました。話をデビューのときのことに戻すと、デビュー曲はTVアニメ「女子かう生」のタイアップ曲になると、同時に知らされたんですか?

あま津 はい。「女子かう生」は原作のマンガが大好きで、もともと全巻持っていました。だから、すごくうれしかったです。

── 女子高生の日常系アニメでありながら、キャラクターの台詞が息とかだけという変わった作品で、面白いですよね。

あま津 今までにない作品で印象に残りますよね。見る人にゆだねられている部分が多くて、それぞれ、頭の中で想像しているセリフが違ってくると思います。

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