※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。
キャストが「食べに行きたい」ラーメンは?
── 作品に登場して気になったラーメンはありましたか? 佐倉 先ほどのトマト麺もそうですし……。
竹達 私、パパパパパイン(第2話)。
佐倉 あっ、私も。あれはどこまでいってもまったく味の想像がつかないので、いつか自分の舌で確かめに行かなくてはいけないなと思っています。
竹達 パイナップルがラーメンに入っているインパクト。酢豚にパイナップルではないですけど、どういう感じになるのか。作中で潤が「甘いけれども食べやすい」って言っていましたが、やっぱり想像ができないので、食べてみたいですね。
── プライベートでもラーメンはよく召し上がるほうですか? 竹達 好きですね。結構フラっと入ったりとかしますね。入る前に「食べログ」で確認してから入ります。行ったお店の記録や、行きたい店のメモ代わりに使えるので。出先で、あの店行こうかなと思った時に見るのに便利です。ラーメンって、カロリーも高いしお腹いっぱいになってしまうので失敗したくないんですよね。なので、入る前に「食べログ」を見て、クチコミでここのラーメンは美味しそうだなとかオススメや定番のメニューを教えてもらって選ぶことが多いですね。
── ありがとうございます。実は「食べログ」は、アキバ総研と同じく、カカクコムが運営しているんですよ。 竹達 えっ、そうだったんですか。私、有料会員ですよ(笑)。なんか、食べログの回し者みたいで申し訳ないんですけれど。
── いえいえ、むしろ宣伝していただいて。── そういえば、第3話で小泉さんはハワイに行ってサイミンを食べていましたが、竹達さんがBlu-rayソフト「竹達彩奈/AYANA HOLIDAY in HAWAII」(http://secondshot.shop-pro.jp/?pid=126788752)のロケでハワイに行った際にも召し上がりましたか? 竹達 はい、食べました。不思議な味でしたね。蕎麦なのかうどんなのか、ラーメンなのかわからない麺で、スープもそのままだと薄味で付属のソイソースをお好みで入れることで味の濃さが変わるんです。醤油ともちょっと違う味付けで今まで食べたことがない麺類でしたね。サイミンという新たなジャンルです。すごく美味しかったですよ。手軽に購入できて量もそんなに多くなくて軽食にぴったりで食べやすかったです。
── 作中で印象的だったセリフや場面としては、どんなところが思い浮かびますか? 竹達 「伸びるぞ! そこの豚野郎!!!」(即答)。
竹達さんが作中で印象的だったセリフ
── (笑)。 竹達 小泉さんにしてはちょっと当たりが強いですし、オーディションにもあったセリフで印象に残っています(第9話)。セリフだけ見たら意味がわからなくて原作を読んだら、小泉さんがめっちゃ目を見開いて少年に言っているシーンで、なるほどと(笑)。それに「豚野郎ラーメン」というものが存在することにも驚きましてインパクトがありましたね。
佐倉 私は無敵家の行列のシーン(第5話)です。アニメーション作品でありながらも、きちんと世相を斬っているところが好きですね。マナー問題って、なかなか触れづらいじゃないですか。確かに正しいことを言っているけれども、法律で定められているものでもないから、ある意味で一方的な正義ではあるんですけれども、あれをきちんと描いた「ラーメン大好き小泉さん」やるな、と。それに割り込みしていた彼らも最終的にはきちんと列に並ぶというスッキリした終わり方になっているところもよかったですね。
佐倉さんが作中で印象的だったセリフ
── 最終回を終えていかがでしたか? 佐倉 私としては終わった感じがしていないんです。本編中でも何か目的を達成したとか、何かを倒したということもなく、小泉さんも悠も日常を送っているので、同じく美沙も潤も今もどこかでラーメンを食べ続けているんだろうなと思います。だからまたいつか出会える日があったらうれしいなと思っています。原作も続いているので気になったラーメンは食べに行きたいなと思います。
竹達 私も終わった感じがしていなくて。まだ少しだけ収録するものがあって現場に行く機会があるのでまだ続いているようなふわふわした気持ちです。小泉さんとしてはまだまだ、もっと美味しいラーメンを伝えなくてはいけないという使命に駆られているので第2期を希望します。それに原作では新キャラが出てきて、悠より小泉さんに近づいて仲良くなろうとしているので、そこもアニメで描いたらかわいいし、彼女に声を当てるのは誰かと想像するのも楽しみです。Blu-ray Discのオーディオコメンタリーでは毎回、私とひとりずつ順番にお話をさせていただいて、どんな思いで演じていたかを改めて聞けたり、それぞれのラーメンへの熱い想いや人となりをうかがえたので、ぜひまたみんなで集まってアフレコをしたりみんなでラーメンを食べたりしたいですね。
(取材・構成/日詰明嘉)
(C) 鳴見なる・竹書房/「ラーメン大好き小泉さん」製作委員会