連続2クール放送決定！　メインキャストも登壇！　春アニメ「サクラダリセット」先行上映会レポート

2017年03月08日 16:100

新作情報

2017春アニメ

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この春、2017年4月5日よりTOKYO MXや関西テレビなどで順次放送が開始されるTVアニメ「サクラダリセット」の先行上映会が、3月7日に東京・新宿「バルト9」にて行われた。会場には、原作ノベルのファンや、メインキャストのファン達が駆けつけ、大盛況となっていた。

サクラダリセット」は「階段島」シリーズなどで知られる河野裕さんのデビュー作（KADOKAWAA 角川文庫／スニーカー文庫）で、能力者の集まった街「咲良田（さくらだ）」を舞台に、見聞きしたことを絶対に忘れない能力「記憶保持」をもつ高校生・浅井ケイと世界を3日巻き戻す能力「リセット」をもつ少女・春埼美空の2人が時を駆け巡り世界を変えていく“青春SFストーリー”。TVアニメのほか、2017年春には実写映画の公開も予定されているなど、メディアミックス展開も話題だ。TVアニメのスタッフは監督は「のんのんびより」の川面真也さん、シリーズ構成は「ef - a tale of memories」の高山カツヒコさん、キャラクターデザインは「バクマン。」の下谷智之さんで、アニメ制作は「planetarian」のdavid production。

この日は先行上映会に先立ち、30分ほどのトークショーが開催された。川面真也監督のほか、メインキャストとなる、浅井ケイ役の石川界人さん、春崎美空役の花澤香菜さん、相麻菫役の悠木碧さんの4名が登壇し、本作についての意気込みなどを語ってくれた。さまざまな「謎」の要素が多い本作だけに、放送前には言えないことも多々ある中でのトークだったが、本作の物語としての構成の素晴らしさとともに、心情描写などが多い本作を映像化することの難しさなどが語られた。

引き続き行われたTVシリーズの第1話、第2話先行上映でも、非常にセリフが多い印象で、一般的なアニメ作品よりも、さまざまな心情描写をていねいに描いている作品という感じを受けた。主人公達の登場人物1人1人が持つ「能力」によって巻き起こる事件と、それをどのような形で解決していくのかという、この2つが本作のストーリーの大きな柱となるが、それがアニメ作品としてどのように表現されていくのか、先が楽しみになるできばえとなっていた。

なお、トークショー中では、本作が春夏の2クール連続で放送されることが初めて明らかとなった。これまで全7巻が発売されている本作であるが、かなり複雑なストーリーとなっているため、1クールでは描ききれないという不安もあったようだが、連続2クールという長さとなったため、原作の持つ雰囲気や魅力をできるだけ詰め込んで結末まで持って行きたいと語ってくれた。

＜放送情報＞
TOKYO MX：4月5日（水）23:00～
関西テレビ：4月6日（木）26:55～
BS11：4月7日（金）23:30～
AT-X：4月8日（土）24:00～　（リピート配信：（火）16:00～/（金）8:00～）
見逃し配信（dアニメストア、J:COMオンデマンドほか）：4月8日（土）～