全6回では消化不良・・
観賞手段:CS/BS/ケーブル
生粋の松本零士アニメということで期待して見ました。もちろん、今のアニメとして見てはいけません。松本ワールド特有のクセはあるので、そこファンとしてはさっ引いて見ましたが(キャラクターの顔がワンパターン、メカとしての挙動がおかしいなど)、それでも1話、2話あたりまでは、久々に体感する松本ワールドに懐かしくも引き込まれる部分が多かったのですが、、、。
通常これくらいの導入があるストーリー展開だと最低でも半年くらい続く作品を想像してました。謎めいた女性、巨大な艦艇と訳ありそうなボスの存在、そして謎めいたオズマの存在。これらを解き明かしながら展開していくためには、最低でもワンクール、できれば2クールくらいの尺は必要だったと思うのですが、なんと驚きの全6回。結局最後のほうは、バタバタと敵がほぼ自爆的にやられ、世界の謎も、オズマの謎も、なんだか薄っぺらく展開してしまい、非常に消化不良に終わってしまいました。きちんと展開すればそれなりのものになったであろう世界観だけに残念です。
ちなみに最終話のオズマのくだりは、まさにナウシカと王蟲の関係。世界のあり方は、ザブングルのイノセントとシビリアンてな感じでした。うーん、残念。
- ストーリー
- 4.0
- 作画
- 4.0
- キャラクター
- 3.0
- 音楽
- 3.0
- オリジナリティ
- 3.5
- 演出
- 3.5
- 声優
- 4.0
- 歌
- 2.5
満足度
3.0
いいね(0)
2012-04-22 00:58:59