この手の中二病ハーレムものとしてはかなり高レベル
観賞手段:テレビ
まだ半分ほどですが、ひとまず感想をレビューします。
ストーリーは、ありがちなラノベっぽい主人公中二病のハーレムもので、美少女ゲームを作ることを目的として、幼なじみのイラストレーターや、才女で作家の先輩などとあーだこーだしながら進んでいくというもの。なので、話としてはどうということはありませんが、この作品のいいところは、キャラの描き方がいいところかな。作画もA-1さんならではのクオリティだし、シャフトほどのうざったさもない。キャラ設定も声優さんもバッチリだと思います。
あとは、ヒロインの「冴えない」女子、加藤恵ちゃんの存在は、やはり大きい。取り立てて特徴のない目立たない女子という(暗いわけではない)キャラをうまく描いているな、と。声優さんもいい演技してます。そんな加藤恵に対して、主人公・安芸倫也を演じる松岡禎丞くんのあまりのハイテンションっぷりが面白い。ありがちといえばありがちな舞台設定ではありますが、キャラの作り方・演じ方で、かなり面白い感じになっていると思います。
ある程度、どうなるのかを想像できる0話から始まって、そこから最初の1話という流れもなかなかよかったと思います。
(追記)
最終回見た後の感想です。
1クールで終わるにしては、随分ストーリーがゆっくり進んでるなと思いましたが(なにせ10話になってようやく、4番目の仲間が出てきたりとか)、やっぱり尺足らずの結果に終わってしまいました。そもそも「0話」から始まって、回想していくというプロットだったわけですが、こうなってしまうと、ストーリーが0話にまったくつながりません。ストーリー全体の構成が失敗だったと思います。何とかギリギリ終わらせましたが、せっかくいい要素が多かっただけに残念です。よって若干評価を下げさせていただきました。
- ストーリー
- 3.5
- 作画
- 5.0
- キャラクター
- 5.0
- 音楽
- 4.0
- オリジナリティ
- 4.5
- 演出
- 4.5
- 声優
- 5.0
- 歌
- 4.0
満足度
3.5
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2015-03-27 21:57:12