玄人志向製NASキット「KURO-NAS/X4」登場! Linuxに精通した玄人向けのラック型「玄箱」

2008年11月28日 19:450

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玄人志向より、玄箱の新モデル「KURO-NAS/X4」が来週頃に発売となる。






玄人志向「KURO-NAS/X4」は、HDDを4台搭載可能なNASキット。同社から現在発売されている玄箱「KURO-BOX/PRO」の上位モデルになる。

今回のモデルはより「玄人度」が向上したのが特徴。スペック的には、搭載CPU(ARM9互換Marvel製)のクロックアップ(400→500MHz)が施されたほか、コンソール用ポートとしてシリアルコネクタ(D-Sub9ピン)を標準で備え、OSとしてLinuxディストリビーションである「Debian」のインストールを採用する。

また、ケースは大型タイプを採用。2U19インチラックマウントサイズになり、ラックマウント用取り付け金具やM5ネジ、ケージナットなども標準で同梱。さらに、フロントパネルには液晶を備え、ホストネームやIPアドレスなどの諸情報を表示することも可能という。

なお、HDDはフロントパネルからトレーを引き出して装着する構造を採用。対応インターフェイスはSATAで、上下のトレーに最大で各2台ずつ搭載可能。

ちなみに、注意点が1つある。本モデルからフラッシュメモリが非搭載になっているため、システムインストール用としてHDDなどのストレージデバイスが必要になる。また、セットアップする上で、シリアルポートを備えたPCと対応するターミナルソフト、TFTPサーバなども必要とのこと。


主な仕様は、サイズが幅430×高さ86×奥行き352mm(本体のみ。突起部のぞく)で、重さ約6.6kg(HDDのぞく)。CPUはARM9互換Marvell製88F5281(動作クロック500MHz)、メモリDDR2 128MB、BootROMとして256KBのフラッシュROM(NOR型)などを搭載。インターフェイスはギガビットLAN、シリアルポート、USB×2、内蔵HDD用Serial ATA×4を備える。


予価は、T-ZONE PC DIY SHOPで3万円前半から中盤。

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