「牛丼専門サンボ」再開時期未定に

2008年11月27日 16:200

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裏通りで発見。




伝説の牛丼屋「牛丼専門サンボ」のシャッターにあった告知。


しばらくお休みします


同店は、11月14日に突然、11月末までの休業を発表し、動向が心配されていた老舗牛丼屋。
伝説の牛丼屋「牛丼専門サンボ」に異変!? 11月末まで休業

「秋葉原にまだ青果市場があった頃から営業を続けている店」と語り伝えられており、秋葉原の街が電気、PC、萌えと移り変わるなか、パーツ屋が軒を連ねる裏通りで黙々と牛丼を作り続けているという、自作関連のショップ/ユーザーにとっての守り神的な存在である。

メニューは、牛丼(並400円・大盛500円)/お皿450円・牛皿650円(いずれもご飯付き)/みそ汁50円/玉子50円のみと極限までシンプル。看板にある「牛丼専門」を貫くスタイルと低価格+豪快な盛り(並でもチェーン店の特盛以上といっても過言ではない)で人気を博しており、古参からゆとり世代まで幅広い層にファンがいる。

また、営業時間不明(+不定休)という孤高の営業形態をはじめ、以下のような暗黙の掟も存在しており、その独特な雰囲気を味わうために通う信者も多い。

サンボルール(※一部)
・夏場でも熱いお茶が出る
・つゆだく/ねぎだくなどの注文不可、「ギョク」などの言い回しも不可
・質問禁止
・ヘッドホン/イヤホン禁止
・携帯電話は電源オフに
・オーダーはお茶が出てきた後
・手荷物は足元か膝元に

また、一時期の牛肉輸入制限にも負けずに営業を続けていたことも有名であり、その時期にサンボと出会ったという牛丼好きも多いと思われる。ちなみに、秋葉原ブームのきっかけとなった「電車男」の主題歌を担当したロックバンド「サンボマスター」はデビュー当初、「牛丼専門サンボ」を極めた集団と推測されていた(実際は、ボーカル山口氏の「出身地名」+「スター」というのがバンド名の由来)。



11月14日の電撃発表後、26日まではそのまま「11月末まで休業」の張り紙がされていたが、27日になって新たに再開時期未定の告知がなされた。

27日の取材中に店舗前で張り紙を見ていた男性2人組からは、「今月末までって書いてあったのにまだ休むのかよ…」といった嘆きの声があった。

なお、ネット上では、改装/改築/移転/支店開店/合併・社員研修・スタッフの急病・家族旅行/社員旅行などさまざまなウワサが飛び交っている。

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27日(木)のサンボ。「しばらくお休みします 26日(水)の様子
 21日(金)の様子

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