「GeForce GTX 280」搭載ビデオカードが登場!!　価格は8万円超

NVIDIA製GPU「GeForce GTX 280」（6月16日発表）を搭載したハイエンドビデオカードが18日（水）、秋葉原のPCパーツショップ各店で一斉発売となる。





「GeForce GTX 280」は、NVIDIAのハイエンドGPUの新シリーズとなる「GeForce GTX 200」シリーズの上位モデル。

65nmプロセスルールを採用しており、現行のシングルGPU最上位「GeForce 9800 GTX」に比べて、ストリームプロセッサ数が128→240、テクスチャユニット数が64→80、ROPユニット数が16(G92)/24(G80)→32と増加している。クロックはコアが602MHz、シェーダが1296MHzで、メモリが2214MHz。また、メモリはインターフェース256/384→512bit、容量が512MB→1GBとなった。

新たな機能として、グラフィックスプロセッサによる物理演算機能「NVIDIA PhysXテクノロジ」、対応マザーボードとの組み合わせにより消費電力を大幅に低減する「NVIDIA Hybrid Power」をサポート。このほか、PCI-Express 2.0、3Way-SLIに対応。PureVideo HDもサポートし、H.264コンテンツを採用したBlu-ray Disc/HD DVD視聴時のCPU負荷を抑えることが可能となっている。

インターフェースは、Dual-DVI（HDCP対応）、HDTV-Outの2種類で、HDMI出力はDVI-HDMI変換アダプタを用いて可能となる。また、DirectX 10とShader Model 4.0に対応する点は、従来のGeForce 8/9世代と同様である。最大消費電力は236W。



18日より発売される「GeForce GTX 280」搭載製品は、ZOTAC「ZT-X28E3LA-FSP」、InnoVISION「IGTX280I5MTCD」「IGTX280I5MTCESX」など。いずれも、メモリGDDR3 1GB、デュアルDVI出力、8ピン＋6ピン電源などを装備した隣接スロット占有型モデルでボディは黒いケースに囲まれており、内部は基板と後方にファンを搭載した冷却機構になる。価格は、ZOTAC「ZT-X28E3LA-FSP」がT-ZONE PC DIY SHOPで83,280円。

なお、InnoVISION「IGTX280I5MTCESX」はオーバークロック仕様となっている。

このほか、18日より「GeForce GTX 280」搭載モデルの販売を開始するT-ZONE PC DIY SHOPでは、入荷予定となっている4メーカーの販売価格を以下のように発表している。

GIGABYTE「GV-N28-1GH-B」　81,800円
ASUS「ENGTX280HTDP1G」　81,800円
Leadtek 「WinFast GTX280-1024M」　86,480円
ELSA「GD28001GERX」　99,800円


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