「Windows Home Server 2011 ラウンチ イベント」開催! スマホ対応をアピール

2011年05月24日 16:150

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「Windows Home Server 2011」(以下、WHS2011)の発売記念イベント「Windows Home Server 2011 ラウンチイベント」が21日(土)、CAFFE SOLARE(カフェソラーレ)リナックスカフェ秋葉原店で開催された。



イベントでは、Windows Home Serverイベントでおなじみのライター清水氏や高橋氏が登場。清水氏は従来ユーザーのデータ移行ガイドや新サーバーとの共存環境の構築、高橋氏は省電力やUPS(無停電電源装置)をキーワードにしたマシン構成を紹介した。

また、イベントでは座談会も実施。ゲストとしてWindows Home ServerのMVP(Microsoft Most Valuable Professional)である岡部義浩氏、金輪直道氏、貞祐光氏が招かれ、WHS2011の新機能や廃止されたDrive Extenderについて語った。

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ライターの清水氏のセッションでは、「Windows Home Server」(以下、WHSv1)のデータ移行を解説。

Windows Server向けの移行ツールFSMT(File Server Migration Toolkit)を使ってチャレンジしたが、結果は失敗。続いてファイルコピーツールのRichCopyを使用。コピーはできても複数のファイルを同時に指定できないため、ラクはできないとした。

同氏によると環境移行は、「最終的にやっぱりバッチファイル」としており、ある程度は手動での作業を覚悟しなければならないという。

また、サーバーに省電力対策を施したうえで、完全にデータ移行をするのではなく、たとえばWHS2011ならメディアサーバー用、WHSv1ならバックアップ用と、それぞれの用途に合った使い方で併用していくのも手だと語った。

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FSMTFSMTは失敗
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RichCopyやっぱり最後はバッチファイル


「改造バカ」こと高橋氏が行ったのは、WHS2011の自作指南。パーツは、低電力CPU、Mini-ITXマザーボード、コンパクトなPCケース、UPS(無停電電源装置)といった構成を紹介。特にUPSについては、「サーバーには標準でUPSを装備しよう」とアピールした。

なお、同氏はUPSについて、「シャットダウンまでの時間を稼ぐもの(UPSは停電時にPCを稼動させ続けるためのものじゃない)」「矩形波のUPSは、PFCに負担をかけるが、シャットダウンまでのわずかな時間なら、ないよりはいい」と説明している。

このほか、セッション開始時には、「Windows Home Serverだって、萌えキャラクターが必要でしょう!」と強調。同氏の知り合いに描かせたという「鯖たん」をはじめ、氏自身が描いたというイラストも披露した。

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鯖たん

Windows Home ServerのMVP(Microsoft Most Valuable Professional)が登場した座談会では、WHS2011のスマートフォン対応、DriveExtender(DE)の廃止、地デジが主なトピック。

スマートフォンについては、モバイル用の専用ページが用意されたことや動画再生が改善されたこと。DEについては、廃止になった背景(大容量HDDが安価に購入できるようになり、小さいHDDを組み合わせるメリットがなくなった)や、代替アドインの紹介。地デジについては、アイ・オー・データのテレキングと連携したLAN配信や、TSファイルが作れるいけないチューナーとの親和性の高さなどが語られた。

このほか、会場内にはフリーでアクセスできる無線LANと、WHS2011のデモ機を設置。来場者はスマートフォンを使い無線LANでデモ機にアクセス。サーバー内に保存された画像や動画の再生を行える環境も用意された。

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