「GeForce GTX 560」搭載ビデオカードが一斉発売！　オリジナル品も多数登場

NVIDIAのミドルレンジ向け新型GPU「GeForce GTX 560」を搭載したビデオカードが一斉発売された。



「GeForce GTX 560」は、同シリーズで最下位となる「550 Ti」と、その上位モデルである「560 Ti」の中間に位置するGPU。

GPUの性能は、CUDAコア数が336基、テクスチャユニット数が56基、ROP数が32基。クロックには定格がなく、NVIDIAは想定として、コアが810～950MHz、メモリが2002～2200MHz（データレート4004～4400MHz）という範囲を示している。

対応メモリはGDDR5（インターフェイスは256bit）で、容量は1GB。モニタ出力端子はMini HDMI、DVI×2の計3系統を備える。補助電源コネクタは6ピン×6ピン構成。

ちなみに、GPUコアの世代やクロックといった一部のスペックを除けば、1GB版のGTX 460と仕様は共通しており、GTX 460の後継モデル的な役割も担っている。


今回発売されたメーカーは、GALAXY、GAINWARD、Inno3D、LEADTEK、Palit、ZOTAC、玄人志向の7社9製品。また、来週にはASUSのOCモデルが2製品予定されている。

登場した製品のなかには、オーバークロックモデルや、オリジナルクーラーを搭載した製品もあり、初回から店頭では多くのラインアップが展開されている。

また、今回唯一の2GBメモリを搭載するPalit「NE5X56001142-1041F」や、標準のモニタ出力端子に加えてDisplayPortを装備するZOTAC「ZT-50704-10M」など、オリジナル品も多数登場した。

主な取り扱い店と販売価格は以下のとおり。

GALAXY「GF PGTX560/1GD5」

GAINWARD「GTX560 1GBD5 GS」

GAINWARD「GTX560 1GBD5 PHANTOM」

Inno3D「N56M-2SDN-D5DW」

LEADTEK「WinFast GTX560 1G OC」

Palit「NE5X5600HD02-1142F」（1GBメモリ）

Palit「NE5X56001142-1041F」（2GBメモリ）

ZOTAC「ZT-50704-10M」

玄人志向「GF-GTX560-E1GHD/CM」

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