アニソン界の歌姫×銀河の妖精! 奥井雅美 feat. May'n「ミラクル・アッパーWL」の公式コメントが到着

2009年08月21日 14:300

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アニソン界の歌姫×銀河の妖精! 奥井雅美 feat. May'n「ミラクル・アッパーWL」の公式コメントが到着8月21日発売のCD「ミラクル・アッパーWL」(アニメ「おんたま!」主題歌)。アニソンシンガーとしておなじみの奥井雅美さんとMay'nさんのコラボ楽曲であるが、お二人からのオフィシャルコメントが到着したのでノーカットでご紹介しよう!



「おんたま!」は、お笑い芸人の「はりけ~んず」前田原氏作のファミリーコミック。不仲の両親に悩む小学4年生の苺が飛ばされてしまった過去の世界で、家族のために奔走するというストーリーで、2009年8月7日より「ニコニコアニメチャンネル」にてアニメ版が配信されている。

このアニメ「おんたま!」のOP主題歌「ミラクル・アッパーWL」を歌うのが、アニソンでおなじみの奥井雅美さんとMay'nさん。奥井さんは、スレイヤーズなどのアニメ作品の音楽をはじめ、JAM Projectへの参加、林原めぐみさんらへの楽曲提供で知られるシンガーソングライター。そんなアニソン界の歌姫と共演したのは、マクロスF("銀河の妖精"シェリル・ノーム)で一躍その名を轟かせた19歳の実力派シンガー・May'n。今回の楽曲では、大胆でパワフルなツインボーカルが楽しめる。


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奥井雅美 feat. May'n「ミラクル・アッパーWL」(アニメ「おんたま!」OP主題歌)
<収録曲>
ミラクル・アッパーWL(奥井雅美 feat. May'n)/TO DIE FOR ×××(奥井雅美)


■奥井雅美 feat. May'n「ミラクル・アッパーWL」 オフィシャルコメント


・おふたりの出会いはいつ

May'n:一番最初にお会いしたのは奥井さんの『@Tunes.』で。

奥井:あの時は「アニサマ」に出ること、まだ決まってなかったんだっけ? 最近‘キテル’よ!(登り調子の意味)という話を聞いてたら、番組にも来てくれて。面白いお菓子の話……まあるいお菓子の話をして帰ってったよね(笑)。

・初対面の印象は?

May'n:私は、「奥井雅美さんだ!」って。もうステージの奥井さんとかいろんなものを想像しながら番組に行ったので、ドキドキドキドキ……みたいな感じだったんです。でもお話させていただいたら本当にしゃべりやすくて、私は普段ゲストで出演させて頂く時とか、はじめましての方とは人見知りしてしまってうまくしゃべれない事が多いんですけど、奥井さんとはすぐにわーっと言葉が出てきて。空気というか波長というか、そういうものがとても温かくてしゃべりやすかったです。

奥井:私は「どこ住んでるの?」とか「お母さん幾つ?」とかそんなことばっかり聞いてた気がする(笑)。「あーよかった、お母さんより若くて」とかそんなことしか覚えてない(笑)。世代の違い、ジェネレーションギャップはどこなんだろうって探っていたのかな。May'nちゃんはその時10代、18歳だったんだよね。ちょっと前まで高校生じゃん、そういう世代の子ってどういうこと考えてるのかな?とか思って。10代の子なんて全然接点がないじゃないですか。ファンの人でもいるかいないかぐらいの若さだから。なので、そういう興味があったんです。May'nちゃん自身は、しゃべってると普通の10代の顔だったりかわいいところが残ってるんだけど、すごくしっかりしているところがあるし歌詞もちゃんと把握してくれるし、歌うと全然違う大人っぽい顔になる……なんでそうなんだろう?って興味がわいたの。私、人間観察が趣味なので、最初はMay'nちゃんのことずっとそういうふうに観察してたな。

・今回のコラボレーションはどういうきっかけで。

奥井:私の方は、最近は、桃井はるこさんとコラボレーションしたり……あの時は私が桃井さんにプロデュースしてもらったんですけど、私のお弟子さんのような近江知永ちゃんは、私の書いた曲でフィーチャリングしたりとフィーチャリングづいてますが、『アニサマ』をやってすごい若い人達と一緒にステージに立つようになって、やっぱり刺激を受けたんですね。今の自分にないものを彼らは持っているから……どうしても10代20代に自分が持ってたものって忘れがちだし、30代40代になって変わっていかないとやっていけないという部分もあったりしますよね。だから、そうやって若い人達と知り合うと、なにか一緒にやりたいって気持ちが湧いてきた?というか、 一緒に歌ったりして、なにか作品として残していけたらいいなと思ったんです。実は、去年の『アニサマ』を欠場した時、本当はMay'nちゃんと一緒に歌うはずだったんですよね。リハーサルまで頑張ってやったんですけど、これ以上やるとダメだとドクターストップがかかったので、本番では歌えなくて。その後悔もあったんです。そして、今回フィーチャリングでリリースをしよう!という案が出た時に、実力的にもすごく刺激を受けるアーティストだし、声質が合う、合わない、ということを考えてもとてもイイし……「May'nちゃんと歌いたい!」と閃いてしまって。何より今キテル!といわれているMay'nちゃんだからあやからないと、ってのもありますし(笑)ダメもとで聞いてみたんです。まあ、私以外の上層部の方もMay'nちゃん大好きだから、みんな応援してくれる形でいいものができればという思いもあったし。断わられたらしょうがないな、とは思っていたんですけど。

May'n:私も最初にお話いただいたよ、ということを聞いた時「ぜひやりたいです!」とすぐお返事して。去年『アニサマ』に出演させていただいた時は、私の方から「奥井さんと一緒にぜひ歌わせてください」ってお願いさせていただいていたので、ようやく一緒に歌えるんだ!って思いましたね。奥井さんの歌声や音楽、作曲をされているという面でも、私がやりたいこと、目指している方向に、いつも刺激をいただいていて。今一番尊敬している奥井さんと一緒に歌うことができて、またこの曲で違ったMay'nというものも自分自身で見つけることができたので、大切な曲に出会えたなと思います。

・「ミラクル・アッパーWL(だぶるえる)」はニコニコチャンネルで8月からスタートのアニメ『おんたま!』主題歌ですが、タイトル通りのアップチューンですね。

奥井:「WL」は「LIFE」と「LOVE」の意味です。まず「アッパー」という言葉が出てきて。これ入れたいぞって思ってそこから広げていったんです。『おんたま!』という作品の方から「こうしてください」という縛りはなかったので、自由に考えて、特にMay'nちゃんをフィーチャリングするので、まずMay'nちゃんがカッコよく見える、ということも考えてプロデューサーと相談しながら作っていきましたね。May'nちゃんは歌がうまいから、それを活かせるような曲がいいな。あと「カッコいいのを」というお話もいただいていたので、今までMay'nちゃんが歌ってきたものも参考にさせていただきながら、ありそうでなさそうで……みたいな感じにするのもいいかな? 自分のカラーも出た方がいいしな……といろいろ考えてこうなりました。

・作詞・曲は奥井さん。「WILD SPICE」系のゴリゴリ感のあるロック感じですね。

奥井:夏だしね。ちょっとロックな感じで、でも女の子の部分もありつつ、という感じ。

May'n:カッコいい女の子、みたいな感じがしますね。初めていただいたデモは奥井さんが全部歌ってくれていたんですけど、その時点でもうすっかり出来上がっている感じで、「わー! デモなのにカッコいい!」ってテンションが上がりました。奥井さんぽい曲だなとも思います。普段聴いてすごく好きな感じの曲だし私自身こういうジャンルの歌を歌ってみたいと思っていたので嬉しかったですね。キーとかも本当に自分の好きなところが出せたなと思います。

・詞のイメージは?

奥井:女子への応援ソング。恋したりいろんなことで悩んだり……こういうことって、May'nちゃん世代から私達世代まで、永遠に続くものだと思うんだよね。そういうふうなことを歌いたかった。若い頃は当たり前に恋したりいろんなことがあるけれども、大人になってもそういう気持ちは忘れないでほしい。そんなメッセージをMay'nちゃんと私のふたりで歌うことで、『アニサマ』に来るアニソン大好きな私達世代の人達から、May'nちゃん世代の人達、その間の世代の人達まで……幅広い女子に共感してもらえるんじゃないかなと。そして、男子には、「女の子ってこういうところがあるんだよ」ということをメッセージ的に伝えたかったかなと。

・『おんたま!』がまさに、主人公の女の子がそのお母さんとお父さんの若い頃にタイムスリップして、ふたりの間をとりもとうとする、というふたつの世代にまたがるお話なので、そことリンクしている感じもしますね。

奥井:まあMay'nちゃんと私も親子みたいなものですからね(笑)。

May'n:えーそんな!(笑)

・詞の口調も今っぽい感じを取り入れてますよね。「落胆↓」とか

奥井:私、日記とかでも「↓」とか矢印はよく使うので(笑)。

・May'nさんの世代として、ここはググッとくるというところは?

奥井:いろいろ反省点も知りたいねん。こういうことは今の女の子はないよ、というところがあったら聞いとかな(笑)。

May'n:私自身は、詞を書く時に全部素になるんですけど、これは奥井さんの素の部分でもあるんですか?

奥井:んー、まぁ絶対こんな素だと思いますね。

May'n:えー! 「自己嫌悪で眠れない」というフレーズとか、すごく好きなんですけど、奥井さんもそういうところがあるのかなって。

奥井:みんなあるんじゃなぁい??私達みたいな仕事の人ってそれぞれの「アーティスト」イメージがつくよね。May'nちゃんも、そういうアーティストとしてのイメージってあると思う。今はブログとかもあって、ある程度素の部分も出してもいいような時代にはなったけれども、とはいいつつ、やっぱりファンのみんなには出しちゃいけない部分もあるのかなとは思うので……まあ、私らくらいになったら全然自然体でもいいかな?って平気になって、もう何でも出しちゃうんですけど(笑)。だから、アーティストの中にはあまりこういうことを歌わない人、全部前向きで詞を固めちゃう人もいると思うんですよ。まぁもともと私は昔から、何かマイナス要素があって、それを何かの形で乗り越えて終わらせるという詞を書くのが好きなんです。だから、やっぱりそういうマイナスの部分って自分の中にはあるのかな、と思いますね。そういう詞をよく書きますね、ちょい根暗なんで(笑)。

May'n:私もです(笑)。

奥井:作る曲暗いって言ってたもんな(笑)。

May'n:普通に生きていても、ずっと明るい子っていないなと思うんですね。だから全体的にはすごく明るくてはじけてる感じはあるんですけど、時に切なくなったりちょっと素に戻ったりするというところがすごく好きで、見ていてすごく勉強になりました。

・1番ではマイナスなところから気分が上向きになっていって、でも2番ではそれをちょっと諌めるような言葉がでてきたり、と1番と2番の詞の対比が面白いですね。

奥井:1番のサビで元気になっていくんですけど。そうなった時に、恋愛でうまくいってて元気になるけど、調子に乗りすぎちゃうといけないよ、というのを2番で歌っていますね。女の子って男の子より心臓に毛が生えてません? 火事場のバカ力を持っているのは女の人の方ってよくいうじゃないですか。そういうところを歌いつつ、まあ母性的な?おねーちゃんメッセージもちょっと交えてね。May'nちゃんのファンには若い男子もいるだろうからそういう子達に向けてのメッセージ、というのもありますね。May'nちゃんだったらそれをサラッと歌っても全然嫌味ないだろうと思って。

・おふたりが歌われるパートも1番と2番で入れ替えになっていますが、分担の意図は?

奥井:主題歌になる時大体1番を使うでしょう。フィーチャリングだからまずMay'nちゃんから始まらないと、と1番のAメロはMay'nちゃんのソロにして、Bメロは私……じゃあ間奏あけのソロは自分から、みたいな感じですね。ライブでふたりで歌うこともイメージして、あまりひとりでボーッとするところが長すぎてもダメかなと。1行ずつ交替で歌うという形もあるんだけど、ちょいちょい歌う人が変わると流れが掴めなくなるのでまとめて歌った方がいいところもあるから、ソロパートはAメロ、Bメロとそれぞれ完結していたほうがいいかなと。でもあまりひとりぼっちじゃさみしいからハモろうかなと。

・レコーディングは?

奥井:レコーディングの日がJAM Projectの武道館の2日前だったんですね。私の声の調子もあまりよくなくて、今ここで無理をすると武道館までに戻らないなと思ったので、最初に歌っていた私の仮歌を残して私の歌い方をイメージしてもらって、May'nちゃんの本番を先に録ったんです。全て録り終わって綺麗になったところに私が自分のパートを録りなおしてコーラスを加えたという感じです。May'nちゃんの歌入れは超速かったです! やっぱりうまいから。

May'n:いつもと違う環境……スタジオも違うしスタッフさんも違うし、ディレクションしてくださるのが奥井さん!?って思うとすごく緊張しましたね。でも曲自体すごく好きで、たくさん練習もしましたし、歌う場所もたくさんいただけたので、すごく楽しんで歌えました。レコーディングでは、流れというかノリを重視して途中で切ったりせず1曲通して歌ってましたね。元気にいきたいなと思って。この曲をひとりで歌っているならもうちょっと抑揚をつけたりとかするかもしれないですけど、奥井さんとふたりで歌う曲と思うと、そんなにいろいろ考えないでいいかな、疾走感のある曲なので勢いでいっちゃうほうがいいかな、という思いで歌っていました。

・おふたりの声のハモりが、イメージしていた以上にしっくり溶け合っていてビックリしました!

奥井:『アニサマ』のリハーサルで何回か一緒に歌った時に、May'nちゃんの声の艶とかトーンとか出し方をなんとなく自分の中でインプットしていたので、May'nちゃんのいいなと思うところにいい意味で寄り添おうと歌っていたところもありますね。いい方を変えると、いただいちゃおうかなって(笑)。今どきの歌い方ってどうかな、って自分なりの勉強みたいなことも無意識にやっていましたね。それは私が元々コーラスの仕事をやっていたこともあるからかな。そういう風に一緒に歌う人のことが見えたりするんです……年齢関係なく、シンガーとして。例えばMay'nちゃんがメインで私がハモる時は、なるべくボーカルっぽくは歌っているんですけど、そういうところもちょっと意識しつつ歌っていたりしています。

May'n:私も、普段から奥井さんのステージを観させていただいた時の印象とか、ライブで歌っている奥井さんとか、そういうイメージがすぐ想像できたので、ハモリ部分とか、奥井さんの歌うところを考えながら歌うということは意識しましたね。

奥井:どうしても合わない声というのもあるんですけど、May'nちゃんと私の声は、何となく合う声、ちゃんとハモってなじむ声だったのかなって思いますね。

May'n:実は1年以上前、May'nとしてデビューした頃、ライブで歌っていると「奥井さんにすごい似ている」ということを、いろんな場所で言っていただけたんです。ライブで「奥井さーん!」って呼ばれたこともあるし。声とか見た目とか似てるって言われて。

奥井:関西顔ってこと? 真ん中の名古屋出身なのに(笑)。

May'n:(笑)そういうふうに最初から奥井さんと私のことをみんなが重ねあわせてくれていたんです。そこからどんどんいろんな巡り合わせがあって今回一緒の曲を歌わせて頂くことになったんですけど、同じ曲を一緒に歌わせてもらうことになってみて、改めて、私も奥井さんみたいに歌いたい! どんどんこれから歌っていってこういうふうに歌えるようになれたらいいな! みたいな気持ちがわいてきましたね。

・奥井さんのこういう歌い方が好き、ここを見習いたい、みたいなところは?

May'n:奥井さんの、地声でギリギリのところで出すうぉぉーっていう声、裏声までいかないんだけど地声でいってるギリギリのところが好きなんです。自分自身の声でもそういう部分が好きなんですけど、奥井さんの声でその歌い方をしている時がすごく好きで。男っぽいカッコよさがありながらも色っぽくて、いろんな表情があってカッコいいです。

奥井:歌う時のキーって苦しいくらいのところがちょうどいいんだってデビューの頃から当時のプロデューサーに言われていたんですよね。ライブで歌う時だったらまあ体もあったまっているし勢いで出るかな、くらいのキーに設定しておいたほうが、歌によってはすごく伝わりやすいんじゃないか、って。実際そうやって歌っていると歌える音域が広がっていくし、自分でも好きなんです。昔の歌でもうちょっとキー下げて歌っておけばよかったなって思うこともたまにありますけど(笑)、そういう高いキーはできる限り歌い続けたい、自分の声に挑戦していきたいですね。

・逆に、奥井さんがMay'nさんの歌声のここがいい、というところは?

奥井:私はどちらかというとロックテイストなんですけど、May'nちゃんはソウルフルな部分が歌声にあって。艶っぽい色っぽいところが歌いまわしとかにもあって、自分があまりやらない歌い方で面白いな、今後自分でもやってみたら面白いかもな、と感じるところはありますね。昨年の『アニサマ』で一緒に歌う予定だった曲は「Get along」なんですけど、リハーサルでMay'nちゃんが歌っているのを聴いていると、林原めぐみさんと私だったらそうは歌わないだろう、というMay'nちゃんなりの歌い方があってそれがすごく素敵だった。その印象が強かったんです。May'nちゃんの歌を聴いていると今の若い人の才能というか、時代って進化しているんだなということを、いろんなところに感じますね。大人になると、頭がガチガチになって自分の物差しでしか考えなくなりがちですけど、俺流がありすぎるというのもよくないなと思うんです。柔らかい頭で若い才能や他を素直に認められる大人でいたいなと思いますね。今回一緒に歌ったことで、May'nちゃんの歌声だけじゃなく、歌いまわしとか、そういう部分でもいろいろいただいたところはあったかなと思います。

20090821143000a.jpg・PVもカッコいい感じですね。

奥井:May'nちゃんがカッコいいんです!

May'n:えー奥井さんです! 奥井さんの歌っている時の表情がすごい好きで。クールだけどちょっと流し目みたいで、大人の色気というのをすごく感じました。

奥井:May'nちゃんといえばガイコツマイク。私なんか気づくとガイコツ反対に持ってたりして(笑)。

May'n:衣装もすごく素敵で。私はちょっと少年ぽいものを意識したスタイリングにしていただいて、今までとは違う感じだったんですけど、奥井さんはマフィアのドン?みたいな感じで。

奥井:やっぱりね、10代と一緒に写真に写ったりPVに映るのは勇気がいる(笑)。同じ空間の中でいると、May'nちゃんのお肌のヒアルロン酸をひっぱってきたくなっちゃって……そんなことばっか考えてた(笑)。May'nちゃんはすごく素直に、その場その場にあわせて動いてくれてて、その感じがまた新鮮でね。私もこんな時あったなぁって、デビューした頃のことをいろいろ思い出したりしてましたね。撮影時間は長かったけど、楽しかったですね。

・奥井さんのパンツスタイルも珍しい感じですね。

奥井:May'nちゃんサイドのスタイリストさんを紹介していただいて。初めてだったんですけど、私が「えーこういうの着たことなくて」というのを「大丈夫ですよ。だって……大御所だからこれぐらい着ないと」って(笑)。「こういうの着たらここがピチッとしてデブに見えるじゃないですか?」とか言っても「そんなの関係ないです。こうやって着ればいいんですよ。例えば海外のアーティストだとこうやっていますから……」なんて言われるとそれもそうだな……なんて気持ちにさせられて。まあ、みんな大人になっていくんだから、上手に歳を重ねていくやり方というものを今後追求していけばいいのかなと。そんな思い出、今回は私と同世代の女子にも勇気を持ってもらうために、こんなのも着てみました。May'nちゃんもかわいいしカッコいいんだよね。顔だけ見てるとまあるいから体もポチャッとしてるのかな(笑)と思ってたら、体薄くて! そこがまた少年っぽい衣装がひきたってていいんですよね。そういえば、May'nちゃん、足はいつも出ているイメージがあるよね。

May'n:そうですね。どこから始まったのかな。1年以上ずっとそうですね。

奥井:踊ったりするからね。動きやすい方がいいのかな。それにしてもMay'nちゃん、おそるべし10代ですよね。5年とか経ったらどんな進化をしていくのかな……5年経ってもまだ若いし!(笑)

・PVで歌う時の振り付けを相談して合わせたりということはあったんですか?

奥井:ないない。

・編集版を観ての感想は?

May'n:やーこんなふうになるんだ! というところがいっぱいありました。映像の切り替わりのスピーディさとか曲にすごく合った感じですごく好きですね。カッコいいです。

・カップリング曲はどんな曲に?

奥井:カップリング曲は私のソロで。「ミラクル・アッパーWL」にあわせてカッコいい曲にしちゃおうかなと。このシングルはカッコいい感じでまとめちゃおうかなって思っています。

・せっかくのコラボレーション、一緒に出演される8月の『アニサマ』での競演も期待してしまいますね!

奥井:去年の「Get along」も聴いてほしかったな。May'nちゃん、全然違う歌い方していたから。

・いつかぜひ聴きたいですね!

奥井:そういう声があれば、考えてみたいですかね(笑)。

・では、ファンのみなさんにメッセージをお願いします。

May'n:今回この曲に参加させていただいて、普段私のことを知らないという方にも私の歌を聴いてもらえる機会をいただけたので、ぜひたくさんのかたにこの曲を聴いてほしいなと思います。本当に元気をもらえるパワーあふれる曲です。この夏はこの曲と一緒にハジケてほしいなと思います。

奥井:いろんな世代の子達、特に女子に向けてこの曲を送りたいです。病は気からじゃないですけど、気分が元気だと体も元気になるし若さも保てます。日々楽しく恋も仕事も頑張って過ごしてほしい。この曲はそんなみんなのテーマソングにしていただければなと思います。

・この曲で新たにMay'nさんに出会う奥井ファン、奥井さんに出会うMay'nファンがいると思います。おふたりからそんなファンのみんなへメッセージをお願いします。

May'n:みなさんと同じように私も奥井さんのファンなので、私自身どう歌えば奥井さんの素敵な部分がより輝くんだろう?ということを意識しながら歌った曲でもあります。ぜひそんなところを堪能してください。

奥井:奥井雅美の名前は知ってるけど歌は聞いたことないな、という『マクロスF』やMay'nちゃんファンの方もいると思います。そういうみなさんがきいても恥ずかしくないよう気合いをいれて曲や歌詞を書いたので、ぜひ聴いてください!!感想も聞きたいです。私自身、まだまだいろんなことを吸収していきたいのでよろしくです。そしてアーティストもファンも世代を超えて一緒にアニメ業界全体を盛り上げていければいいなと思っております。世代を超えてみんな仲良く応援お願いします。

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