「裁判員」がテーマのDS用ソフトが2本同時発売！　「有罪×無罪」「THE 裁判員」

「裁判員」をモチーフにしたニンテンドーDS用ソフトが2本同時発売になった。




1本目はバンダイナムコゲームスより発売の「有罪×無罪」。プレイヤーは1人の裁判員となり、被告人の量刑を判断していく。検察側と弁護側の主張が交わされ事件の証拠品が提出される「冒頭陳述」や、裁判員同士で議論を戦わせる「評議」、事件関係者による証言が行われる「証人尋問」など、裁判員が関わるプロセスが解りやすくゲーム化されている。各パートにおいては、タッチペンによる操作で自分の意見を述べたり捜査を行うことができ、プレイヤーの行動が被告人の量刑を左右することとなる。

プレイヤーが臨む裁判はさまざまなものが用意されているが、そのどれもが有罪か無罪かの判断が難しいものばかり。じっくりと考え、事件の真相を見定め、正しい判決を出すように心がけたい。また、プレイヤーがどれだけ事件の真相に追求できたか表す「真相究明度」次第でエンディングが変化していくとのこと。このほか、元検事総長・松尾邦弘氏を監修に迎えてのリアルな裁判演出も見どころとなっている。

秋葉原での実売価格は4,300円前後。

2点目は、D3パブリッシャーズの「THE  裁判員」。裁判員をモチーフとしているのは「有罪×無罪」と同じだが、こちらは主人公が幽霊であり、「ヤマヤマ」という猫のような姿をした相棒がいることが特徴。プレイヤーは浮遊霊の主人公「五條誠司」となり、裁判員に憑依して裁判や評議に参加することで、正しい判決へと誘導していく。全5話からなるストーリーをクリアするためには、事件に関する事柄が提示される「法廷パート」で得た情報を、裁判員同士のディスカッションである「評議パート」でいかに有効に生かすことが鍵となるだろう。

上田メタヲ氏による60名以上の個性豊かな登場キャラクターもポイントとなっており、物語の進め方によってはイベントCGをゲットすることも可能。メイドやメガネっ子などの萌え属性を持ったキャラクターもおり、裁判という重いモチーフに花を添えている。また、難解な用語を解説してくれる「用語辞典」機能が搭載されているため、作中で登場する難しい用語を調べることも可能。

なお、秋葉原での実売価格は2,500円前後。

裁判員繋がりということでこの2本を並べて陳列していたアソビットゲームシティでは、「裁判員制度が本日（5月21日）より開始されたこともあり、裁判をモチーフにしたこの2本の注目度は非常に高いです。特に「THE  裁判員」はSIMPLEシリーズなので値段も安く、気軽に購入することができるのではないでしょうか」といったコメントも。また、「THE　裁判員」のシナリオライターの遠藤正二朗氏に着目したPOPが数多く貼られていた。

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□「有罪×無罪」公式サイト
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