TCGやらないか「ヴァイスシュヴァルツ」入門! アキバ総研編集部

2009年05月14日 17:000

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

TCGやらないか「ヴァイスシュヴァルツ」入門! アキバ総研編集部「アキバ総研編集部」連載コラム第31回(文:アキバ総研担当Hokuto.K)



おーす 未来のチャンピオン! ここのジムリーダーは(ry

五月病のシーズンです。環境が大きく変わった方は気をつけましょう。

さて、今回はホビー系のネタです。最近PCネタばっかりで部屋がPCだらけになってるという問題が発生しているので、当分はPC以外でいくかもしれません。

で、具体的には何かと申しますと、「カードゲーム」です。カードゲームといっても、トランプ・UNO・かるた・カードダスなど色々あります(個人的には花札が一番好きです)が、今回ご紹介するのは、「トレーディングカードゲーム」っちゅうヤツです。前者との違いは、2人対戦形式で、カードの種類が何百枚もあって、それぞれが異なった能力や効果を持っていることくらいですかね。ご存知の方は、「遊戯王」をイメージしてもらうとわかりやすいでしょうか(登場キャラのセリフとかアクションは大げさですがw)。

「トレーディングカードゲームってなんか厨二っぽいな…」と感じる方も少なくないでしょうが、やってみると結構楽しいもんです。むしろ大人だからこそ、資金を豪快に注ぎ込むことができるというメリットもあったり。

てなわけで、最新の人気トレーディングカードゲーム「Weiβ Schwarz(ヴァイスシュヴァルツ)」を紹介したいと思います! アキバ総研のカテゴリ一覧に「カードゲーム」というカテゴリもありますしねw



1.「Weiβ Schwarz(ヴァイスシュヴァルツ)」とは

一言で説明すると、複数作品が入り乱れたTCG(トレーディングカードゲーム)。それぞれの手持ちカードセット(=「デッキ」)を戦わせて遊びます。参加作品は、ヴァイスサイドとシュヴァルツサイドに分けられているわけですが、あまり意識しなくてOK。作品を混ぜてのデッキ構築が可能で、他のTCGと比べて間口が広いというか、好きな作品から(むしろ好きな作品のみでも)入っていけるのがウレシイところ。熱狂的な田村ゆかりファンである某ショップスタッフは、「魔法少女リリカルなのはStrikerS」参戦を機にデビューしてましたよw

○ヴァイス(白)サイド
D.C./D.C.II/リトルバスターズ!/リトルバスターズ!エクスタシー/ゼロの使い魔/魔法少女リリカルなのはStrikerS/CLANNAD/らき☆すた/Phantom/宇宙をかける少女/舞-HiME/舞-乙HiME

●シュヴァルツ(黒)サイド
ペルソナ4/ペルソナ3/魔界戦記ディスガイア/Fate/stay night/シャイニング・フォース イクサ/ザ・キング・オブ・ファイターズ/戦国BASARA /THE IDOLM@STER

※未発売(2009年参戦予定)タイトル含む

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ゲーマーズ本店 カード関連フロアのヴァイスシュヴァルツコーナー。関連商品がズラリ

2.特徴

白熱するゲームシステム!…などと書くと非常にうさんくさいわけですがw。とにかく、接戦になりやすいシステムになってるんで、実力と運の両方が試されます。経験者が初心者に負けちゃったりとかも普通に…あると思います!

・「クロックアップ」
キャラクターカードにはレベルが設定されているので、自分のレベルをあげないと召喚できません。このレベルをあげるのに必要なのが、「クロック」。自分のクロック置き場にカードが7枚溜まるとレベルが1つ上がるわけですが、溜まりすぎてレベルが4まで到達すると「負け」になっちゃいます。PCに例えると、オーバークロックして処理能力アップでウマー!→クロック上げすぎて熱でダウンorz といったところでしょうか。ゲームはお互いのクロックを上げ合うことで進んでいきます。相手にダメージ(=クロック)を多く与えれば与えるほど勝ちに近づきますが、相手はその分レベルが上がって召喚するキャラが強くなっていくというジレンマ。

・「クライマックス」
原作の名場面を再現した一発逆転カードみたいなもんです。攻めのときに出すと自分のキャラクターを大幅にパワーアップさせたり、相手を不利にしたりできます。また、守りのときに引くと、そのときに喰らったダメージを無条件で全キャンセル(!)できるという凄まじさ。このクライマックスカードの引きの強さが勝負を左右します。

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プレイマット
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「らき☆すた」のキャラクターカード(左・中)やクライマックスカード(右)

カードの種類/効果や具体的なルールは省きますが、ザックリとこんなかんじです。まぁ、百聞は一見になんとやらということで、以下の動画などを参考にするとよいでしょう。

・解説動画
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3801923

・公式サイトの資料集
http://ws-tcg.com/rules/



3.カードを手にいれる

さて、ルールはわかりましたか? 「おk、把握」という人はカードをゲットしましょう。知人の余っているデッキをもらうという人は例外として、一般的に、「トライアルデッキ」という基本セットを買うのがセオリーです。コイツは、50枚構成で各カードが固定の枚数で入ってます。また、カード以外にも、ルールシート・デッキ解説書・プレイブック・プレイマットが付属するんで、買ってすぐに遊べます。価格は1,300円くらい。その後は、「ブースターパック」と呼ばれるバラ売り版(1パック8枚入り/330円くらい)を買い足して、デッキを強化していくって寸法です。

ちなみに、作品ごとに特徴がある(例:「らき☆すた」はパワーが高い、「なのは」はパワーは弱めだが付属効果が多い)ので、ググって調べるとよいでしょう。

・公式サイトの商品情報
http://ws-tcg.com/products/

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左:トライアルデッキ
中:ブースターパック 1パック
右:ブースターパック 20パック入りBOX
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4.強くなるには

「運」をあげるのは難しいですが、「実力」は経験やデッキ構築で強化することが可能です。強い人と対戦したり、大会上位者のデッキを参考にしたり。また、各カードは出現率が異なり、強いカードは基本的に出にくくなってます。ただ、アキバのカードショップなどでは単品売りもやってますので、それを利用して強いカードを集めることもできます。このほか、「PRカード」(※)などを用いるのもよいでしょう。

※各種大会/イベントで限定配布されるカード。雑誌やゲームソフトの特典となっている場合もある

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ちなみに、筆者は「らき☆すた」のトライアルデッキ発売を機に「Weiβ Schwarz(ヴァイスシュヴァルツ)」デビュー。1人でやるのもアレなので、「なのは」のトライアルデッキも同時購入し、友人を強制的に引き込みましたw まだほんの少ししかデッキをいじってないので、仲間内でまったりと遊んでます。ああ、ブシロードの記者発表会やイベント取材でもらったPRカード、どこにしまったっけなァ…!

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6月27日には「戦国BASARA」と「THE KING OF FIGHTERS」のトライアルデッキが発売になる


akiba20071123-hokuto.k.jpg■筆者紹介(アキバ総研担当者より)

名前:Hokuto.K 生年:1984年(25歳)

アキバ総研担当者。PC・ホビー・イベントと多岐に渡る属性を持つ、自称「アキバ系ハイブリッドおたく」。趣味=アキバ探索=仕事な仕事依存症。マイベストアニメトップ3は「フリクリ」「カウボーイビバップ」「桜蘭高校ホスト部」(順不同)で好物は酒類全般とラーメン二郎/富士丸(旧○二郎)。最近のお気に入りは、禁酒/禁煙生活。えぇ、あくまでも脳内で、です。


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