鷲宮から幸手回しの聖地横断巡礼― おたくのオタクによるヲタクのための「らき☆すた」聖地年越し巡礼レポート! その2

2008年02月01日 21:000

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鷲宮から幸手回しの聖地横断巡礼― おたくのオタクによるヲタクのための「らき☆すた」聖地年越し巡礼レポート! その2大ヒットアニメ/マンガ「らき☆すた」の舞台となったことで、鷲宮神社の初詣客が前年を17万人上回る30万人に急増したり、一部店舗で売り上げが前年比2倍となったとも言われている埼玉県鷲宮町。


アキバ総研でも、同じく「らき☆すた」の舞台となった埼玉県幸手市出身のオタク男性・山田憲(仮名)さんにインタビューを行ったが、今回は2007年大晦日から2008年元旦にかけて彼が敢行した「鷲宮神社初詣巡礼」の密着レポートをお伝えしよう。


akiba20071205.satte-21.jpg山田憲(仮名)さんプロフィール

・男性/20代/会社員
・埼玉県幸手市出身
・属性:赤松系作品/声優系イベント/百合/ショタ
・プライマリ:「ほちゃ(堀江由衣)」
・セカンダリ:「りにゃ様(佐藤利奈)」
・通称「やまけん」

・前半の記事はこちら 
「同業者が多いですね― おたくのオタクによるヲタクのための「らき☆すた」聖地年越し巡礼レポート!」



「乙」 「乙」  さわやかな新年の挨拶が、元旦の鷲宮神社にこだまする。 「らき☆すた」の聖地に集うオタクたちが、今日も天使のような無垢な笑顔で、背の高い鳥居をくぐり抜けていく。汚れを知らない心身を包むのは(以下略)




「らき☆すた」の聖地でめでたく新年を迎えた3人。商工会の方から限定グッズなどの情報を聞きいた後、「大酉茶屋」で大晦日限定メニューを食すことに。

限定メニューは、通常のそば・うどんなどが「らき☆すた」キャラにちなんだ名前や内容になっているというもの。「あるあるwwww」「あるあ・・ねーよwww」と釣りを承知でオーダーしてみるのがオタクなのである。まずは、自称・アキバ総研のエースこと筆者が「長門は俺の嫁!こなたは俺の正室!みさおは俺の側室!」と意気込んで、「こなたぬき(たぬきそば)」を注文。お店の方に「“こなたぬき”下さい!」と威勢よく告げると、お店の方は「はい、“たぬきそば”ですね」と落ち着いた反応。…えーと、たしかに“たぬきそば”に違いないですが、今日は“こなたぬき”が正式名称ですよね?ww と、生暖かい空気に包まれたところで、やまけんさんと経理氏が揃って「“ちからうどん”下さい」と冷静に注文。ちょwwおまwwそれは“かがみの鏡餅うどん”って言うんですよ! と(小声で)突っ込みつつも、最後には空気を読んで“茶屋娘の甘酒”を「“甘酒”3人前追加で」とだけ告げた、自称・アキバ総研のエースであった。無念。

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食事後、あたりをグルっと見て回り、参拝を済ませる。これから巡礼に向かう同志たちの背中を見届けつつ、正月限定の鷲宮町オリジナルの「らき☆すた」グッズを購入するため、特設販売所へ移動。限定のおみくじ付きクッキー「スター☆くっきー」を無事購入すると、今度は幸手市へ移動するためタクシーを探す。が、タクシーのタの字も見つからないという状況。販売所では、同志たちが東京へ戻るための交通手段を係員に尋ねたり、「ざわ…ざわ…ざ‥ざわ……ざわ」と右往左往していた(※鷲宮駅からの終夜運転の電車は無い)。

絶望した!予想以上の年末年始シフトっぷりに絶望した!」と嘆きつつも、徒歩で幸手へ向かうことに。途中、これから鷲宮巡礼へ向かう同業者と思われる痛車とすれ違いつつ、ひたすら歩く。「寒い」「寒い」「痛い」「寒い」「寒い」「痛い」…。

ようやくJR東鷲宮駅まで行き着くと、こちらは終夜運転を行っていた。しかしながら、幸手はもう目前に迫っている。「新年早々に何やってんだ俺らは…。でも苦行は巡礼っぽくていいかも」と、ランナーズハイもとい、開き直り的な雰囲気のなかついに幸手到着。やまけんさん・経理氏ともに「地元民でもこの距離はまず歩かない」「この愚行苦行はもっと評価されるべき!」と声高に叫ぶ、が…どう見ても明らかな負け組です。本当にありがと(ry

幸手入り後、名所のひとつでもある幸宮神社で今年2度目の参拝をする。時間帯的に参拝客は皆無であった。しかし事件は起こった。「鷲宮から幸手回しの聖地横断巡礼なんてほかにやったヤツいないだろうw」と分析していたやまけんさんが「鷲宮神社」と書かれた2008年版の絵馬を発見! 「こなたん、幸手に来てやったぜ」「(=ω=.) 」といった文面からもまず同業者のものと見て間違いない。

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「先越されてたorz」「人生コナタ\(=ω=.)/」とばかりに落ち込む3人。名誉挽回のため、「2008年幸手市内巡礼第1号」を目指して商店街などを回るが権現堂の遠さに断念。気力体力ともに限界なのである。その後、やまけんさんの実家にお邪魔し、「スター☆くっきー」を肴に、お二人による「らき☆すた」の考察や鷲宮・久喜との合併の件などについての見解をうかがい、始発が動き出す頃に解散となった。

こうして、「らき☆すた」聖地近隣エリア出身のオタク男性2人とアキバ系記者による大晦日~元旦の「らき☆すた」聖地年越し巡礼は微妙な後味を残して終了となった。

やまけんさん曰く、「鷲宮から幸手まで歩くのはもう勘弁してほしいけど、現場からの叩き上げで育ったオタク(イベンター)なら、まだ焦るような事態じゃない」「今後、有明→(秋葉原)→鷲宮神社が年越しの定番になるかも」。

最後に、「元日に車で巡礼してきた」という筆者の知人(まさに勝ち組!)による現地画像をご紹介しておこう。

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