HD 5970も搭載できるMini-ITXケース「SG07」を公開！ SilverStone新製品発表会

SilverStoneのユーザー向けイベント「SilverStone新製品発表会」が24日（土）、秋葉原のCAFFE SOLARE（カフェソラーレ）リナックスカフェ秋葉原店で開催された。主催は代理店のマスタードシード。



会場では、今後発売されるというハイエンドMini-ITXケースやミドルタワーケース、同社初となるケースファンなどを展示。また、それらを解説するセッションなども実施された。また、セッション終了後には、豪華景品がプレゼントされるビンゴ大会も開催。多くのユーザでにぎわった。

今回のイベントの注目は、Radeon HD 5970を搭載できるハイエンドMini-ITXケース「SST-SG07」。同社の担当者によれば「究極のMini-ITXケースを目指した製品」とのことで、ハイパフォーマンスを追求できるMini-ITXケースに仕上がっている。

具体的には、ケース専用にチューニングされた80PLUS BLONZE認証取得600W電源の標準搭載、Mini-ITXケースとしては業界初という180mmファンの内蔵、12.2インチ（30cm）サイズまで装着可能な拡張カードスペースがアピールポイント。また、ベイとしてスリム型光学ドライブ×1、3.5インチシャドウ×1、2.5インチシャドウ×2が備えられるなど、豊富な拡張性も魅力と語った。

主な仕様は、本体サイズが222（幅）×190mm×（高さ）×350（奥行）、拡張スロットが2基、対応フォームファクタがMini-ITX/Mini-DTX。フロントI/OにはUSB 2.0×2、AUDIO IN/OUTを備える。なお、発売時期は5月末頃の予定で、予価は2万円前後になるという。

そして、次に注目を集めたのが、先ほどのケース「SST-SG07」にも搭載される、同社初となるオリジナルケースファン「Air Penetrator AP181」。

特徴は、排気側にらせん状のファングリルを装着することで、標準的なファンより直線的なエアフローを強化した点だ。これにより、周囲へエアが拡散されないため、効率的な冷却が行えるとしている。

また、Air Penetratorシリーズには、一般的なPCケースにも取り付けられる120mm版「Air Penetrator AP121」もラインアップ。120mm版には、「オーバーラッピングファンブレード」と呼ばれる、標準的なファンブレードより面積が広いタイプのそれを採用。同サイズの標準的なファンと比べて風量を向上させたという。なお、単品モデルの発売は5月末頃の予定で、予価は120mmモデルが3,000円以下としている。

このほかの新製品は以下のとおり。

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【取材協力ショップ】：CAFFE SOLARE（カフェソラーレ）リナックスカフェ秋葉原店