「うまい棒」30周年記念イベントレポート! リアル「うまえもん」や「ホリエモン」が登場

2009年09月15日 19:150

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「うまい棒」30周年記念イベントレポート! リアル「うまえもん」や「ホリエモン」が登場イベント「うまい棒大感謝祭!」が9月13日に開催された。会場となったのは、東京・お台場にあるイベントハウス「東京カルチャーカルチャー」(運営:ニフティ株式会社)。



「うまい棒大感謝祭!」は、うまい棒の発売30周年を記念したファンイベント。主催は、有志(「うまい棒祭り実行委員」)、来場者数は約130名、用意したうまい棒の本数は実に3000本(!)。なお、主催者はうまい棒の販売元である「やおきん」とは全く関係ないとしている。

イベントでは、データベースサイトの管理人などうまい棒界の権威(?)たちがうまい棒を独自に分析。うまい棒の歴史を振り返るとともに、新たな魅力についても語った。また、元ライブドア社長の堀江貴文氏など、うまい棒好きの著名人もゲストとして登場、自身のうまい棒エピソードを披露した。

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うまい棒発売30周年記念イベント「うまい棒大感謝祭!」。バースデーケーキの火を消すうまえもん
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会場内の様子

水分をまったくとらずにうまい棒を食べ続ける耐久企画も

イベントはまず、うまい棒のパッケージに描かれている、(色々な意味で)"微妙"なキャラクター(通称:うまえもん)が登場。ヒロインや悪役を交えてのヒーローショーと誕生日会が行われた。

続いては、うまい棒データベースサイト「うまい棒同盟」の管理人によるうまい棒の歴史紹介コーナー。やおきん提供の公式データをもとにした独自の年表を用いて、誕生(1979年)から現在までの流れを紹介。各フレーバーの誕生と逝去はもちろん、「第1次/第2次うまい棒ベビーブーム」「高級路線化(DXうまい棒)」「味革命期」「工場火災」「味淘汰戦国時代」など節目となった出来事もユニークに説明された。


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年表。「なっとう味」が幾度となく誕生と逝去を繰り返すのが印象的だった初代パッケージややおきんの配送車(ちょっとした痛トラック)画像も
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うまい棒の萌え化/萎え化プレゼン。ドラクエネタが多かった
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うまい棒1万本積み重ね動画とそのときに身につけたという上手な剥き方講座

また、うまい棒の萌え化/萎え化プレゼン(イラストレーター/ライターのヨシダプロ氏)、うまい棒1万本積み重ね動画上映&エピソードトーク(後藤聖紀 近畿大学非常勤講師)など一風変わった視点での考察もあった。

このほか、やおきん(販売)、リスカ(製造)、菓道(製造)が同族会社であることなど企業にまつわるエピソードも。

ここで休憩タイム。うまい棒を使ったランチセット(チャウダー、トーストなど)、ソムリエが選んだといううまい棒に合うワイン(白・赤)の提供のほか、金魚すくいならぬ「うまい棒すくい」も実施され、我先にと自分好みのフレーバーを拾い集める参加者たちで会場は熱狂と興奮(と異様な雰囲気)に包まれた。


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うまい棒のプールでうまい棒すくい→つかみ取り状態に
限定のランチセット
耐久は86本、なぜか半裸に
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うまい棒テトリスややおきん公式のうまい棒シューティングなど今回のパンフレット。中身は(ほぼ)同人誌


休憩終了後、うまい棒ゲームなどWebコンテンツの紹介をはさみ、いよいよ ゲストトークショーへ。登壇したのは、堀江貴文氏、河崎実監督、森永卓郎氏(映像出演)、HEY!たくちゃん氏などうまい棒好きの著名人。森永氏は映像 で、自身のうまい棒パッケージコレクションや収集方法を紹介。ご当地版や野球チーム版のうまい棒のほか、一番の自慢という節分限定版も披露した。

ホ リエモンこと堀江貴文氏は、自身が設立したオン・ザ・エッヂ(後のライブドア)時代に「Lindows」のプロモーションとして、オリジナルうまい棒を製 作/配布したエピソードを披露。デザインを任せたら、ビル・ゲイツ氏らしき人物がタコ殴りになっているパッケージ(たこ焼き味)になったこと、配布したう まい棒がメディアに取り上げられて高い広告効果があったことなど当時の状況を語った。また、拘置所生活時代のおみやげにまつわる裏トークも。

「いかレスラー」「ギララの逆襲」などの映画で知られる河崎実監督は、「日本以外全部沈没」劇中のうまい棒(を食べる外国人カップル)シーンを紹介。撮影にあえて「なっとう味」を使った演出的な意図、うまえもんの実写化構想なども明かされた。

タレントのHEY!たくちゃん氏は、おなじみのアゴものまねを交えてうまい棒エピソードを紹介。就職活動時期にやおきんに問い合わせたら「募集は随時(=今はしていない)」と断られたというファンならではの失敗話もあり、会場の笑いを誘っていた。


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堀江貴文氏HEY!たくちゃん氏森永卓郎氏(映像出演)
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河崎実監督「日本以外全部沈没」のうまい棒登場シーン「うまい棒の正しい食べ方講座」と上手な割り方講座

最後は、主催者による「うまい棒の正しい食べ方講座」というネタ動画、うまい棒の上手な割り方紹介、アンケート結果発表が行われ、参加者全員による記念撮影で3時間半にも渡る30周年記念感謝祭はフィナーレとなった。耐久チャレンジの結果は125本。以下、主催者代表のあいさつより。

「う まい棒30周年という記念すべき年に、こうして全国からうまい棒好きの方に来ていただき、本当にありがとうございました。うまい棒ファンによるイベント、 という初の試みで、まだまだ未熟ではありますが今後もうまい棒ファンによるうまい棒のイベントを実施できればと思っております。うまい棒ファンによって、 うまい棒、そしてうまい棒を作られているやおきんさんやリスカさんを盛り上げていければと思っています。」

ちなみに、出演者・会場 (アンケート)とも好きなフレーバーの結果はとても良く似ており、「めんたい味」がダントツの1位で、以下「コーンポタージュ味」「チーズ味」「たこ焼き 味」といったところ。また、やおきんへのフレーバーリクエストとしては、生キャラメル、ドリアン、コンソメなどが多かった。

なお、9月末にはうまい棒の新作「マーボー 味」と「DXチョコ」が発売となる。主催者によると、ファンイベントは次回(来年)の開催も予定されており、うまい棒ファンクラブが発足する可能性もあるとのこと。


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うまえもんズの4人とファンからの寄せ書き
集合写真


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