Antec製Mini-ITX用まな板ケース「MINISKELETON-90」発売! 組み立て実演イベントも

2009年05月30日 22:000

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

Antecから、Mini-ITXケースが2モデル登場。オープンエアーを採用する露出型(=まな板)PCケース「MINISKELETON-90」、縦置き/横置き可能なスリムタイプのPCケース「ISK300-65」が発売となった。



Antec「MINISKELETON-90」は、昨年の10月に発売された露出型ケース「SKELETON」のMini-ITX対応モデル。見た目はそのままに小型化した製品で、そのコンパクトで愛らしい姿が特徴となっている。

基本的な構造は、従来モデルと同様。マザーボードや各種ドライブを装着できる「コンポーネントトレイ」とフレームからなり、本体に収納されている「コンポーネントトレイ」を引き出して各種パーツを装着する。

コンポーネントトレイはマザーボードを固定するための上部と、各種ドライブを装着するための下部に分かれており、ドライブは5インチドライブを1基、2.5インチドライブを2基搭載可能。さらに、サイドフレームにも2.5インチドライブを2基装着できるため、合計で4基の2.5インチドライブを搭載することができる。

冷却は、3段階の風量調節が可能なLED付き150mmファンをケース上部に搭載するほか、コンポーネントトレイの下部にも70mmファンが1基装備される。付属電源は90WのACアダプタ。サイズは幅210×奥行き230×高さ190mm。

価格は、パソコンハウス東映で14,700円、ドスパラ 秋葉原本店で14,800円、TWOTOP秋葉原本店とT-ZONE PC DIY SHOPで14,980円。

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コンポーネントトレイ。上部にマザーボード、下部に5インチドライブ、2.5インチドライブを装着できる

2.5インチドライブを装着する場所

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マザーボードの装着例

 


Antec「ISK300-65」は、サイズ幅222×奥行き328×高さ96mmの省スペース型Mini-ITXケース。搭載可能なドライブ数は、5インチのスリム型光学ドライブが1基、2.5インチドライブが2基。オープンベイとなるスリム型光学ドライブは、開閉式のベゼルを採用し、フロントパネルのデザインを損なわない設計を採用している。

主な仕様は、フロントI/Oが、eSATA×1、USB2.0×2、AUDIO IN/OUTなど。搭載ファンは80mmが1基(回転数1,500~2,600rpm)、付属電源は65WのACアダプタ。付属品として、縦置き用スタンド、スリムラインSATAケーブル、マニュアルなどが同梱される。

価格は、テクノハウス東映で10,480円、クレバリー1号店で10,788円、ドスパラ 秋葉原本店とBLESS秋葉原本店とパソコンショップ アークで10,800円、T-ZONE PC DIY SHOPで11,580円。

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縦置き時には同梱されているスタンドを利用する

 

なかはシンプルにまとめられている。電源用基板のほかに、目立った点はない

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トップのベイに2.5インチドライブを並べて(=最大2基)装着する

付属品として、ACアダプタやスリムラインSATAケーブルなどが同梱



このほか、上記2モデルの発売を記念して、Antecの代理店であるリンクスがユーザー向けイベント「高級まな板ショー」を実施。30日(土)に秋葉原のAntecショールームで開催された。

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多くのユーザーが来場し、解説や展示を見入っていた

内容は、本日発売されたMini-ITXケース「MINISKELETON-90」の使用法解説。実際にマザーボード、2.5インチSSD、DVDドライブを本体に組み込んで、装着時のポイントなどを説明した。また、解説中には今後の展開についても触れ、「250WのACアダプタを採用したモデルの企画(ビデオカードも使えるような設計)や、ファン周辺のフレームを塗装したカラーバリエーションの展開などがあるかもしれない」とアピールした。

なお、上部ファンのLEDが「マルチカラー」になっている(一部の初期ロットに施されているらしい。ちなみに通常は青色)サンプル品を提示し、来場者の注目集めていた。また、最後には、質問時間が設けられたほか、「MINISKELETON-90」や「ISK300-65」がプレゼントされる抽選会も行なわれた。

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解説を担当した上野氏。実際に組立てを行いポイントを説明した。同氏によれば、「取り付け作業を行なう前に、ファンやサイドカバーを外したほうが作業しやすい」という。また、「パーツを装着する順番として一般的とされる、マザーボード→各種ドライブという手順より、2.5インチドライブ→5インチドライブ→マザーボードの順に行なったほうがよい」とのこと。限られた作業スペースを有効に使うためには便利な手段といえそうだ

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ヒートスプレッダが装備されるメモリで高さ50mmを超えるものだと、ファンのフレーム部分が干渉するとのこと

「マルチカラー」ファンのサンプル品。回転数切り替えスイッチにより色を変えられるという



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【取材協力ショップ】:BLESS秋葉原本店&クレバリー1号店&パソコンハウス東映&テクノハウス東映&T-ZONE PC DIY SHOP&TWOTOP秋葉原本店&ドスパラ 秋葉原本店&パソコンショップ アーク&Antecショールーム

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